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万華鏡 |
万華鏡 http://kaleido-japan.com/ 万華鏡というと、土産物屋で売っている千代紙で巻かれたものを思い出しませんか。しかし今や、万華鏡は美しく進化をとげ、アメリカを中心として芸術品としての万華鏡が製作されています。この本当に美しい万華鏡を、その魅力にとりつかれた私と一緒に楽しんでください。 覗き込みさえすればそこに無限の美世界が広がり、別世界を堪能できる。ただの1分間でもいい、仕事を忘れゆったりと落ち着いた世界を与えてくれる、それが万華鏡なのです。皆さんも一緒に万華鏡を覗いてみませんか。 簡単な材料で作る-1 (作り方1-5) <前ページ 次ページ> ■ 1.”鏡”の作成 スライドグラス6枚を良く拭き、2枚ずつ縦に並べて黒ビニールテープで片面を黒く覆ってしまいます。2枚のスライドグラスが縦に並んだものが3組できます。ビニールテープとスライドグラスの間には空気など入らないようによくこすります。 これだけでスライドグラスが鏡に変身してしまいます。 ■ 2.”鏡”の組み合わせ−1 先ほど作成した2枚縦につながったスライドグラス3組を、テープを貼った面を上にして左のように”川”の字に並べて、それぞれの間が約2−3mm開くようにします。 そして各々の間を左図の黒で示すようにビニールテープで3個所ずつ固定します。 ■ 3.”鏡”の組み合わせ−2 次に、テープを貼っていない面(”鏡”になっている面)を内側にして、左の図のように互い違いに組み合わせて正三角形に”鏡”を組み合わせます。うまく組めたら、ビニールテープで何個所か固定してしまいます。 ■ 4.”鏡”の組み合わせ−3 うまく組み合わせられたら、左の写真のようになるはずです。 ■ 5.”鏡”を筒へ入れる まず筒はあらかじめスライドグラス2枚分の長さ+15mm(今回はスライドグラス1枚=7.5cmなので、7.5cm x 2 + 1.5cm = 16.5cm)に切っておく。この15mmが後で”具”を入れる部分になります。 先ほど作成した正三角形に組んだ鏡を筒の中に入れ、適当なサイズに切っておいたスポンジ(左図)を詰め込んで鏡を固定します。
簡単な材料で作る-1 (作り方6-9) <前ページ ■ 6.覗き口の作成 透明のOHPシートを筒のサイズより一回り大きめに円形に切り取り、左のように筒の外側に当たる部分に花弁状に切り込みを入れ、折り曲げます。 この作業は必須ではなく、筒のサイズにOHPシートを切り取り、ビニールテープで止めるだけでもOKです。 後は側面をビニールテープで固定し、また鏡の内側だげを残して外側部分はやはりビニールテープで隠してしまいます。
■ 7.”具入れ”の作成 ”鏡”と筒の15mmの隙間が”具入れ”になります。筒の内径より少し小さ目に透明OHPシートをカットし”具入れ”と鏡部分の仕切りにします。(左図では、カットしたOHPシートの端を花弁状に切り込み、折り曲げていますがこれもしてもしなくてもどちらでもよいです) ■ 8.”具”の選定 いよいよ”具”の選定です。今回の万華鏡は先端から光が入りますので、”具”には不透明のものより半透明のものの方が美しく見えます。左写真のおはじきは、色も美しく、またそのスジスジが光に反射すると不思議な見え方をするので私のお気に入りの”具”のひとつです。 ■ 9.”具入れ”にフタをし、仕上げる スーパーなどでもらう白色のビニール袋を二重にして、ふたにします。側面をビニールテープで固定してしまいます。 最後に筒の外側をお気に入りの包装紙で包み、糊付けしてしまえば完成です。 どうですか、きれいな万華鏡が作れたでしょうか。 |
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