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北摂里山博物館
黒川・桜の森
今年の桜の開花は非常に(例年より7-10日間も)早く、ここの桜も半分散ってしまっていた。
ありなしの道
今から8年ほど前、能勢の地元の有志の方によって整備されたハイキングコースで、能勢口駅より野間の大ケヤキへの山道です。黒川の桜の森はこのハイキングコースの中間地点に位置します。
ありなし???とは何なの???
ありなし = 蟻無
ウィキペディアによると、(野間の大ケヤキ)この場所にあった蟻無宮(ありなしのみや)の境内であり、この木も同社のご神木であった。蟻無宮は承久2年(1220年)の創祀と伝えられ、社名の「蟻無」にあやかり、この社庭の砂を貰い受けて畑や屋内に散布するとアリ除けの御利益があったという。また「蟻無」を「有無」と書くこともある同社は、祭神を紀貫之としていることから、一説には「有無」の社名の由来は、貫之が同じ三十六歌仙の一人源公忠へ贈った歌、
手にむすぶ水にやとれる月影の あるかなきかの世にこそありけれ
— 紀貫之『拾遺和歌集』
樹齢1000年と言われており、西日本では最大級だそうです。
ありなしの道をあるいたといっても一部分です。桜の森から上部にある四等三角点までの道。
三角点への途中にある「群雲桜 むらくもさくら」とある群生。
これより上部にはさくらは無くてもミツバつつじがピンクの花盛りです。
兵庫県ではエドヒガンは絶滅危惧種に指定された桜です。幹を見れば桜の種別が判りますのでここに載せておきます。