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'98YMCC納山祭


焼肉をつつき粕汁すすって
今年の山を振り返る
事故なく終わってよかったな


とき: '98.12.5~6
ところ: 鎌倉峡・百丈河原
参加者: 木下K、生信Y、奥野K、岡尾T、庄司A、今庄T、内田Y子、森本T、川原K、昌司T、竹久M子、荒木K、栄田H、中川K、6日=日野K、大川H
(森本E子さんには粕汁の準備をしていただきました)


5日(土)

朝方、久しぶりに雨らしい雨が降った。天気予報は午後晴れるとのことだったが、この厚い雲はなかなか去りそうにないように見えた。これでは納山祭の集まりも、日和見で少なくなるかもしれない。
担当の食材は、焼肉と粕汁の野菜。雨のなか、買い出しをしてから、せっせと切ってビニール詰め。昼ごろ谷関さんから電話があり、お母さんが急病のため、 急ぎ帰省しなければならなくなったとの連絡。納山祭不参加やむなし、お大事に。(彼はもう少しで歌集、の編集が完成しようというところであったらしい)
野菜たっぷりと大鍋を背負って道場へ。16:30ごろ百丈河原に到着。すでに木下、奥野、生信さんたちがお見えになっており、左岸で6人用テント2張りや新しく買ったタープの設営も終わっている。木下さんは三田へ焼肉の肉3kgの買い出しもしていただいた。
今が多くのクラブの納会シーズンで、OWCC、白峰、くまごろう等が右岸でやっていらっしゃる。
16:50には陽は落ち、暗くなる。それでは、今宵のメインディッシュは焼肉と粕汁だが、とりあえず粕汁を炊き始めよう。
そのうち、ボチボチ仲間たちが集まり、賑やかになってくる。
会装備の焼肉セットを点検した川原さんいわく、「この網、カビが生えてるな」と、焚火でカビ焼きをしてクリーニング。
焚火は、去年に引き続き、OWCCの古谷さんに廃材の提供を受けてありがたく、あたらせていただく。大量の廃材、しかもいいものが多い。合板とか釘のな い、いわゆる自然にやさしく気持ちのいい材料を持ってきていただいた。(後に松田明博さんに伺ったら、いつも現場でよさそうな廃材を選んで倉庫に貯めて置 く。それを年1回の納山祭に提供しているとの、手間暇かかることをなさっているそうである。どうもありがとうございます。)
焼肉と粕汁をつついて、今年を振り返りながら、夜がふけていく。今回は小島嘉寿夫さんが見えていないので少しさびしい。
山ネットさんも少し上流で納山祭をなさっており、訪ねれば奥田さんがイワナの骨酒をふるまってくださった。おいしい。

6日(日)

まだ暗いうちから起きて、中級登山学校のコーチとして参加の森本、内田、今庄さんたちはさっさと準備し、出発。
朝方は放射冷却で冷え込み、薄いインナーシュラフとカバーだけでは、やはり寒い。起きだして焚火をたこう。庄司さんがさっさと火をおこし、すぐに暖かい焚火にあたらせていただく。
生信先生は未明の3:00ごろにお帰りになったらしい。大仏マラソン10kmに参加の予定。先生は元気やなあ。
朝早く、日野さん、大川さんがやって来られた。日野さんは昨日奥歯を抜いたとかで、しゃべりづらいらしい。
岡尾、昌司、日野さんはクライミング。(ローソク左凹角、東稜左凹角を登ったとのこと)竹久さんも登りたかったようだが、ザイルの用意がなかったので、諦めていただいた。
さあ、あとの仲間たちはゆっくり焚火を囲んで話をしよう。こういうときの話の中心はどうしても長老、大川さんのテーマになるようだ。
武田尾で寒さにふるえて独り立つ少女の話。宝塚ホテルの食堂で17才とは見えない少女がタバコを喫っていたが、震災はどうだっただろうか。その後どうし ているのだろうか。6月の穂高涸沢、横尾で会った京都のフィットネスクラブのインストラクターのピチピチギャルさんはどういているだろうか。橋の上で肩を 組んで写真を撮ったんだが。
・・・・・・
今年の納山祭も無事終了。正月合宿の後は、新年会。
1999年もいい年でありますように。


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