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道場・武庫川~百丈岩
さわやかな風そよぐ川沿いで
賑やかな山菜ハイキング
茶屋の岩初めて登る感動を語り
とき: '98.4.12(日)
ところ: JR道場駅~武庫川右岸を上流へ~百丈岩
参加者: YMCC=木下K、生信Y、大川H、庄司A、小川K代・壮太、中川K・A子、田中J子、昌司T、竹久M子、日野K、森本T・E子・愛・友達、川
原K、木津M子 木津さんの会=岸野T代、太田I子、小林M子、永合S子、中出M子、中山M子、原久Y子、古高A子、中尾J子、松田S 右京労山=萩野N
子、奥村N子 以上30人
道場駅10時集合で大体予定している方はお集まりになった。雪崩講習会で知り合った京都の萩野さんも友達を誘ってお見えになった。木津さんグループもたくさん、久しぶりの昌司君も。今日は晴天続きの3日めで、夕方はくずれてくるかも? という天気予報だった。
森本さん、日野さんたちは朝一番、こどものクライミング教室をやってから駅に向かわれたようで、大西商店の前で合流。
武庫川を渡って右折、堤防を上流へ進みながら、山菜を観賞していく。ツクシ、タンポポ、スイバ、ギシギシ、ノビル、ノコンギクやヨメナの仲間、ヒメジオン、葉っぱの鋸歯が特徴のコウゾリナ、シロツメクサ、少し長けたノカンゾウとかいろいろ。
山菜を採ったことのない方もたくさんいらっしゃって、ノビルの葉っぱをひっぱるとか、ノカンゾウをむしるとか、いろいろ思考錯誤しつつ、だんだん上手に
なっていかれるようだ。都会にいて、山菜の生えている状態を見ることのない方々にとって、単なる野草であっても新鮮な驚きで手にとっていただいたようだ。
森本さんは地下足袋で足元をかため、ぬかるみでもどこでも入っていけるので、湿地帯でセリを発見、せっせと採取。日野さんもついていこうとされたが、どろんこになりそうなので入れない。
木下さんはこのへんでは珍しいコゴミ(クサソテツ)を発見。
11:30ごろ、武庫川の堤防を引き払い、百丈へ向かう。春の心地よい陽射しと川をわたる風、いまが一番いい季節かな。
12時、百丈やまびこ茶屋の藤棚に至る。百丈やぐらでは中級の確保訓練が行なわれており、川原君、荒木香さんたちがいらっしゃる。
早速、採取した山菜の仕訳と分類説明。料理は①ゆがく、②てんぷら、を基本にどんどん作っては配ることとする。なんせ30人の大所帯だから、もたもたしていたら弁当が終わってしまう。
てんぷらは2帳場。木津さんと庄司さん、庄司さんは前日六甲のおたふく山でウドやタラノメを摘んできてそのてんぷら、いい食材だけあってうまい。また、彼は六甲に植栽しているワサビの葉で粕和えを作ってきてくれたりで、すぐの酒のアテに重宝。
中川も前日茨木の山菜を下処理してきたものを調理して配った。
木津さんは萩原Y吉さんの差し入れ、1升ビンを担いできていただいた。おいしいお酒、どうもありがとうございます。
主な料理は次のとおり。
●ハコベのごまだれ和え
●ノカンゾウの酢味噌和え
●ノビルの酢味噌和え
●セリ風味スパゲッティ
●はるさめサラダ・セリぽん酢風味
●ギシギシのバター炒め
●ヨメナの白和え
●セイタカアワダチソウのからし酢味噌あえ
川原、昌司T、田中J子さんたちはOWCC中村T子さんの装備を身ぐるみはいで、クライミングに出かける。
それから、どなたかが岩登りをしてみたい、との希望があって、森本さんがコーチを引き受けられ、やぐらの横で果敢なクライミングが繰り広げられた。
キャーキャー、ワーワー、周りのギャラリーの講釈、声援や歓声がなんと賑やかなこと。小さな岩場の小さなクライミングだったが、トライした方々それぞれ
に、生き生きと満足感を語っていらっしゃった。
そうだ、その昔、初めて岩をさわったとき、なんともいえない新鮮な恐さと嬉しさを感じたことが思い起こされる。
記: 1998.4.18 中川好治
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