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中山梅林歌会はじめ


1998年3月1日(日)
YMCC中山観音梅林ハイク


中山観音梅林公園にて

参加者=木下K、大川H、森本T+森本愛+バレーの友達3人、日野K、竹久M子、小川K代+壮太、庄司A、中川K+A子、岡尾Tファミリー(5)、木津M子、中山M子、庄盛、原田、近藤、岸野、越智、登尾、中野、小寺、松田、萩原 &数人 

阪急宝塚線中山駅10時集合、かなりの雨が降っていました。

中山寺では今日が観音梅林のお祭りで、甘酒が振る舞われていました。雨が小降りになるまでの間、甘酒をよばれてくつろぎました。
ハイキングは夫婦岩経由奥の院往復で、軽く汗をかき、下りてきてから梅林公園の観音さまの前で宴を張りました。梅は八分咲き、鑑賞適期でした。
愛ちゃんたちは夫婦岩のボルダリングを楽しんでいました。寒いのに半袖シャツ一枚で飛び回っていました。

●中山昌子
紅梅と 美を競い合う 古き乙女よ
●日野慶三
中山の観音さまは手招きし YMCCよくぞ来たなと
満員の電車の客は 仁川下車 ウメ見よりもウマ見に走る
こんなにも香りがいいとは知らなんだ 中山さんの梅一番
お父さん これが紅梅 妻はいう
●萩原勇吉
出会いあり別れもありぬ 中山の梅よ散らすな 老いの恋よな
八重一重 色もいろいろ香る梅 中山寺に想いの一刻
●近藤
小雨降る 中山寺の梅の花 あいあい傘の老夫婦
●松田貞弘
梅の花 酒は飲めても 寒いわい
●中川好治
満開の梅を愛でても落ちつかぬ 古傷いたむ 膝の捻挫よ
梅公園 狂い咲きしたつつじかな
●大川弘光
梅仰ぎ 答えはいずこ中山の君は若きか 我は老いたり
梅観ても 五パーセントがちらつくや 年金暮らしの花の冷たさ
仏さま 掌いっぱいの若さください この梅林の花を捧げん
●森本孝司
夫婦岩 攀じる娘らよ 健やかに育てよ やがて親となる日に
エルニーニョ騒ぎに賑わう世の中よ 我は楽しく梅 酒楽しむ
雨が降り 風が吹けどもくじけない 我ら今年も中山梅林
人々と少し違うか梅の花 今日も楽しむ狐の嫁入り
酒ビール ワインに焼酎 招興酒 お茶会前の大宴会
強き風 すまし顔で受け流す 八分咲きなり白梅紅梅
流れ行く雲の間にまに顔を出す 光に喜ぶ梅も我らも
●小川壮太
ぼくの手に 山のにおいが しみこんでいる
●小川佳代
つつじ咲いて 嵐の中の梅見かな
お久しぶり 会う友みな 春の装い
お抹茶で 芯から温もる 梅見かな
●登代
梅の下 貴方と飲む甘酒は 身も心もはじけそう
●小寺辰夫
中山の 梅一輪に 君のかぐわし
梅林の 梅一輪に 君を見ゆ
●木津美代子
老いらくの 恋路歩けば ひな祭り (萩原氏、近藤嬢へ)
女の一升 飲まずにいても 女の一生 (登代さんへ)
奥の院 桃は蹴られて 節句近し
中山寺 下戸といいつつ甘酒飲む (中山さんへ)
白梅を浮かして杯に雨おつる
山女 幼な子連れし 奥の院 (小川さんへ)
又会えし 女クライマーに 子が二人 (岡尾夫人に)
友のこし 菜種梅雨の奥の院 (原田さんへ)
ふき味噌は 雪解けの味ね 庄司さん (庄司さんへ)
菜種梅雨 傘をさしつつ梅見の宴 (YMCCへ)
つつじ咲き 職さがす友に春よ来い (庄盛さんへ)
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