奥穂高南稜トリコニー登攀
16時、上高地から2時間半、重たいクライミングの入ったザックを担ぎ、穂高連峰のベースキャンプ岳沢小屋横のキャンプサイトに着く。
真夏でもテントの中での夜は冷えます。持っているすべての衣類を着て寝ますが寒く震えました。
残念ながら今日の天気は思わしくないが奥穂高南陵のクライミング出発
この稜線が南陵トリコニー
ニコニコ顔もここまで、ハイマツ帯を抜け、ここからは岩登りが益々厳しくなります
持つ岩はグラグラですから動きを慎重に確かめながら進みます。
切り立った岩登りですが霧が高度感を隠してくれているのが少し救いとなっています。奥穂のピークに着き、緊張も緩みクライミングの満足感に浸りました。
重太郎新道を下る時は天気もだいぶ回復してきた。
梓川の流れと上高地から大正池が手に取るように見えます。右下の青い屋根が岳沢ヒュッテです
トリコニーを見る。よくも登れたものだと思います、何か所か厳しい所ではザイルで確保してもらいました。