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錫杖岳クライミング
(左方カンテルート)
2000年09月28日
夜10時、JR茨木駅に着き北側へ降りた所で、待ち合わせ場所が判らずウロウロしていたら内田さんに呼ばれる。
しばらくして全員そろったので出発。 私と中川さんは生信先生の新車に便乗させていただきました。
途中から運転の下手な私にハンドルをまかされ目的地まで運転をする。
だから一睡も出来なかったのでクライミングはどうなることやら心配心配だ。
中尾口の露天風呂無料駐車場
05:00着テント設営後06:30まで90分仮眠、簡単な朝食を済ませてテントをたたみ07:10出発。09:05クリヤ谷・錫丈沢合流点着。(標高 1,510m)気温16℃、曇り空でカラスが鳴くも風は無い。前方に見える錫丈の屹立した岩壁は偉大である。
初めてなのでうまく攀じられるかどうか不安が忍び寄る。 沢の上部に見つけた絶好の場所にベーステントを張り、登攀の準備をして取り付き目指し足取りも重く??10:20出発。左方カンテルート 錫杖岳で一番の人気だそうな「左方カンテ」ルート取り付き点に10:20着。(標高1,760m)19℃
日は昇り大分暖かくなったものの、上部での寒さに困らないようにウインドブレーカーを着用した。 生信先生がリードされ、私を中に中川さんが続くという3人パーティで登攀を開始した。どこをどうクライムしたのか今は思い出せない。
百丈岩で習得したA0で切り抜ける。どこでもA0。 あ、そうそうーーカラビナ1個落としたっけ。 5P終了地点は標高1,870m-(13℃)―16:00だった。
取り付き点の沢上部がはるか下に見え高度感^^万点^^で震える。
少しは高度恐怖症なのに、見なけりゃ良いの見てしまう。
しかも寒い、日も暮れかかる、秋の日はつるべ落としなので、抜けれるやろか、大丈夫やろかと心配になる。
あと3Pだ、がんばろうと気合を入れる。西穂高の稜線先ほどまでくっきりと望めた西穂高の稜線もかすんでいる。 最終ピッチの8Pを終了したのは、18:00(標高は1,870mで気温11℃)である。
日は落ち、遥か眼下には中尾温泉に灯る電灯がキラキラと輝いている。美しい!!!と思えるのでまだ余裕のある性か。
苦労しての登攀を喜び、互いに握手をかわす。 生信先生、中川さん ありがとうございました。 ベースまで戻るのもまたまた苦労の連続であった。
写真は帰途の高山のみしかありません
朝市でお土産を
ほうのきスキー場
平湯大滝
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