中山 中山富士
(天宮塚 中山の独立峰)
標高 478 m
旧176号線あたりから中山連山を眺めますと三角錐のきれいなピークがひときわ目に着きます。いつもどこだうと思っていたピークを今日は探索に来ました。
中山桜台の最上部に車を置き、足洗川に降りた。三角錐は目の前に見えていますがブッシュで入り込めない。左の稜線下部はもう少し川の下流なので下りました。ものの5分くらいで尾根に上がる道が見つかりました。
少し急な所は丸太で道が作られています。春はまじかです、歩き始めてすぐに汗がふきだしてきます。上着を脱ぎシャツ一枚になって歩く。約10分で天宮塚に着く。
聖徳太子修行の地と伝えられる「天宮塚」 ですが、
中山寺縁起には、31代用明天皇の2年(586)、これより200年前の14代仲哀天皇の先后大仲津姫母子の供養をするように命を受けた聖徳太子は、この地を訪れて堂塔を建立し紫雲山中山寺と名づけたそうで、 これが中山寺のはじまりと聞く。
天宮塚 中山富士と呼ばれるにぴったりな山容
(桜台7丁目より展望)
足洗川南側登山口の標高360m、
中山富士の標高440m(往復 1.2km)
南側からは緩やかな尾根道で古くからの参道があり楽に登れますが
北東への道は自然の道の無いものすごく急な坂を下ります。
山に慣れていない方は通行が困難ですね
北へ尾根を少し下り登り返せば中山縦走路へ行くことができます。
中山富士(天宮塚)~中山山頂を往復 (2.6km)
天宮塚は標高440m、
中山最高峰は標高478.2m
中山山頂には二等三角点が設置
(JR線路北側より展望)
今日も中山桜台最上部に車を置き、東尾根を中山最高峰に登りました。
時々薄日が差しますがうっとうしいくもり空です。
中山は阪神間にあり人気の山なので平日でもハイキング客が多い。
30人以上の団体にも会いました
中山縦走路から天宮塚へ下る分岐に立つ道標 (中山駅へ3.5km)
天宮塚より足洗川コースに合流して中山寺へ
足洗川コースは西尾根(奥ノ院表参道)と東尾根に挟まれているので
途中でどちらの尾根コースへも出られます。
中山寺 13:20→東尾根→中山展望台 14:50/15:00→東尾根→足洗川→16:10 中山寺 (約 8 Km)
(開山堂前の解説版より)
開山堂(聖徳太子堂) 1997年建立
中山寺の開基、聖徳太子(575-622)は用明天皇の皇子で、積極的に仏教を受容して国家の思想的基盤とすることに努めました。
法華・維摩・勝鬘の三経義疏を著し、『十七条憲法』に「篤く三宝(仏法僧)を敬え」と説かれました。
その聖徳太子が御年十六歳の時、仲哀天皇の后 大仲姫(おおなかひめ)および忍熊王(おしくまおう)の鎮魂供養のために、紫雲たなびくこの地をトして、中山寺を創建されました。
この御堂は、阪神大震災後、隣接する護摩堂を参考にして、新築されたものです。
中山寺奥ノ院への参道起点にある丁石
(是より十八丁)
今年は二月の寒波で開花が10日以上遅れています。
紅梅は八分咲きくらいで良い香りがしていたが白梅はまだまだ蕾が固かった。
奥ノ院まで18丁の壱丁石
奥に院の参道に入り、梅園を過ぎ足洗川に架かる橋の手前を右へ登る東尾根コースを行きます
この足洗川は中山東尾根と西尾根を分かつ谷川です
山の斜面に切り開かれた中山桜台の家々が東尾根道まで迫っています。
東尾根中腹より望む中央のピラミダルなピークは中山富士こと天宮塚
桜台五丁目付近で足洗川へ下り足洗川コースを遡行し、展望台へ
最後の急坂にはこのような階段状になり、トラロープが張ってあります。
こんな標石が
下山は東尾根コースの途中より足洗川コースに下りました。尾根道より足洗川へ下る間は道が荒れているので少し危険ですね。昨日の大雨で足洗川は水量が多くなっていました。
中山梅園 ~ 表参道(1丁石から18丁石が残ります) ~ 奥ノ院 ~ 清荒神 (6.6km)
梅の花見を楽しみに歩きます
中山寺の梅林 (白梅はチラホラ咲き)
紅梅は満開、白梅の開花はまだまだ
今年の開花は非常に遅れています
左が奥ノ院参道、右へ登る道は東尾根コース
参道には1丁石より18丁石が健在です。
享保19年の銘が掘りこまれています。(享保19年 (きのえとら 甲寅)は西暦1734年)
(西日本に蝗害ー出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/10 23:28 UTC 版)蝗害(こうがい)とは、トノサマバッタなど、相変異を起こす一部のバッタ類の大量発生による災害のこと。蝗害を起こすバッタを「飛蝗」「トビバッタ」と言う。また、飛蝗の群生行動を飛蝗現象と呼ぶ。ーがあったという)
奥ノ院よりやすらぎ広場への遊歩道が新設中でした
やすらぎ広場
大林寺
清荒神~奥ノ院~白龍大明神~黒八大神~西尾根~奥ノ院参道~中山寺 (約6.2km)
中山寺奥ノ院
奥ノ院の山のピーク付近に白龍大明神の巨岩
宝塚駅あたりから形の良い山に見える所がこの大明神のあるピークです
白龍大明神のすぐ上部に黒八大神の大岩
清荒神、大林寺登山口から奥ノ院へ登り、奥ノ院山のピークを経て
西尾根から奥ノ院参道を下りました
今年の春は寒い日がつづいて、今日の風邪も冷たい。
中山寺の梅林、先週くらいが見頃だったようですが
梅の花は永く咲いていて、まだまだ香りが良い
観音様に手を合わせ、花を愛で
気分は爽快です
桜台~中山山頂~大峰山登山口~登り返し~天宮塚~桜台へ戻る (約 5km)
県道33号線に出合い、
その道路の向こう側に大峰山の登山口があります
大峯山の登山口
大峰山を望む
中山山頂の北側は深く切れ込んで急降下、
岩肌が荒々しく露出しています
山頂より東側の展望、春霞ではっきり見えません
足洗川コースへはこの急坂を下ります。
急傾斜の道には補助ロープがあります
中山桜台の街並をにぎわしている桜並木
寒かった今年の春も今日は気温が20℃を超え、春爛漫です
中山の裏道、やすらぎの道を歩きます。
中山展望台から西へ下り、宝塚高原ゴルフ場の横を通り
分岐から南下、陸上自衛隊の演習場を横目に(銃弾の不気味な音を聞く)
やすらぎ広場から中山寺奥ノ院へのコースです。
裏道です、人気の中山ハイキングコースでもこの道は誰にも遭わない静かなコースです
中山桜台~中山山頂~中山展望台~やすらぎの道~やすらぎ広場~奥ノ院~桜台 (約 6km)
中山富士 (天宮塚) を桜台より望む
やっと三つ葉ツツジが花を咲かせ始めました
横を通るとき流れ玉が飛んでこないかビクビクです
東尾根から中山富士を登り、縦走路に合流、中尾根分岐より中尾根を下り夫婦岩から売布神社への道を歩きました。六甲山系の紅葉は全山最盛期、売布神社の本殿前のもみじも真っ赤に紅葉していました。
中山寺の参道両側には時季時季に美しい花が置かれています。今日は皇帝ダリアが天高くピンクの花を咲かせていました。
約8km 中山寺駅 09:00 ~ 清荒神駅 12:30
中山富士は錦に彩られています
(東尾根より)
売布神社
本殿前のもみじ
阪急中山観音駅より奥ノ院~中山~武田尾駅
★ 往路: 自宅(08:00 )~ 阪急電車武庫之荘(08:08) ~ 中山観音駅(08:50)
★ 歩く行程 : 距離 約 12.6 km
★ 記 録 : 中山観音駅(08:50) ~ 奥ノ院(09:58) ~ 中山山頂(11:05) ~ 十万辻(12:05) ~ 昼食休憩(13:00/20) ~ 稲荷大神(13:55) ~ 武田尾駅(14:25/31)
★ 復路: 武田尾駅(14:31) ~ 自宅(15:25)
夫婦岩
奥ノ院 塗装により新築のよう
本堂左側奥にこんこんと湧き水
大悲水
ペットボトルに何個も詰めていました
おいしいのかな
中山山頂より十万辻へ尾根道をゆく
十万辻の左記はアスファルトの道を延々と下る
途中山道に入るとガタガタの谷道です。
標高差100mくらい急坂を行きます
大岩稲荷大神
県道33号線に交差したところは
このすぐ北の山上を新名神高速道路が工事中です。新名神は武田尾を通過、道場をへて山陽道神戸JCtに接続します。
お稲荷さんより武田尾駅まで県道を歩きます。 駅付近は先年の水害復旧工事で大忙しの様相でした。
中山の 独立峰天宮塚は 中山富士