(げろふじ)
標高 767.2 m
飛騨川の六ツ見橋より満開の桜と下呂富士
行程 : 登り 35分 下り 25分 往復 60分
登山口(15:35)~(16:10)山頂(16:25)~(16:50)登山口
アクセス : 東海北陸道の関IC~県道58(平成こぶし街道)~国道41~下呂トンネル手前~登山口
下呂の里山だからどこからでも登れそうだが、やはり登山道を尋ねよう。今晩泊まる清芳閣旅館にチェックインして、係りの仲居さんにお聞きした。山が好きで大阪からこちらへ働きに来ているとのことで、あちこち山菜採りに行くそうだ。下呂富士は山菜が採れないので入ったことは無いが登山道は知っていた。
向かいに見える「湯の島館」の裏手から道あるらしい。
お稲荷さんまで車で行く。ここが車道の終点で広場に駐車できる。
お稲荷さんの鳥居が並ぶ
鳥居を6本くぐり左へ道をとると、
このような板製の詩文表示板があちこちに沢山立ててあり文学散歩道となっている。見ながら上へ上へと背の低い熊笹の中を登る。
植林の管理作業道がジグザクに有ることは有るのだがご覧のような状況だ。
もう管理道を歩くのを止め、道なき山を直登しよう
けもの道らしきものが一杯有るが、どこをどう登っても山頂に着くことができる。直登は傾斜がそうとうきついので転げないように用心して歩きたい。山頂まで植林が続き、植林の無い落葉樹林のところでも良い展望は期待できない。
山頂の三等三角点。
この脇には太い松の木が元気。風が汗をかいた身体に心地よい。
展望はあまり期待できないのだが、西日に尾根のスカイラインが黒くつづく飛騨川西部の山並みが美しかった。
左の小山は「里山」右が「下呂富士」、中腹の旅館が「湯の島館」でこの裏手から登山入口
全国の温泉の中で、草津、有馬、下呂が【日本三名泉】と云われる。
富士に登り、この下呂のつるつるのお湯につかり、汗を流すことのできる自分は幸せやと思う。
前面ガラス張りの湯舟から望む下呂富士は静かに夕闇につつまれてゆく。