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津軽富士(岩木山)
つがるふじ(いわきさん)
標高 1,625 m
一等三角点 岩木山
2005年09月24日(土)
晴れ 21℃
岩木山は青森県の最高峰で、
古くから津軽の人々の信仰の山である。
岩木山は、津軽平野に独立峰としてそびえているためどの方角からも見ることが出来る。
人々はその美しい山容から「津軽富士」と呼ぶ。
秋穂の稲と津軽富士
2万5千分1地形図名:岩木山(北西)
リンゴの生産日本一の青森県、山頂に雪をいただく岩木山に似あうは白いリンゴの花。
その花にやがて実がなり、みのりの秋には赤い大きな妖精たちとなる。
8合目の駐車場横にパラグライダーのフライトステージがあり、赤白青とりどりのパラグライダーが風に舞っていた。飛んでみた―イ、あこがれるなぁ。
山麓の岩木神社より百沢コースを山頂の奥宮をまで歩けば約4時間半くらい。
近年、岩木町の岩木山麓から8合目までを結ぶ約10キロの有料道路「津軽岩木スカイライン」が開通し、(普通車往復1,780円 4月中旬~10月下旬、8:00~16:30) 8合目の駐車場から、2人乗りのリフトで9合目まで行くことができるようになった。
9合目まで文明の利器を利用し、ここからハイキング。
40分で山頂の一等三角点をゲット。
山頂が左より「鳥海山」「岩木山」、そして「巖鬼山」と三峰からなり、見る場所によりその山容は変わる。「津軽岩木スカイライン」はこの写真に見る左のゆるやかなスカイラインを鳥海山直下まで伸びている。
頂上からは眺望が良く、北に七里長浜などが見える、その先は津軽半島。北海道は見えるようで見えないようで、雲かな。
東に8つの甲が連なった八甲田山、南に白神なども見える。手前眼下は弘前の町、弘前公園の弘前城も。
岩木山神社奥宮が祀られ、鐘の三角錐などにぎやかな山頂である。山頂は大きな岩が積み重なりかなり広い。9合目までリフトで上がることが出来るので登山者ばかりでなく観光と思しき人もかなりいるみたい。
山頂から見下ろす鳥海山(8合目から約10分の距離、「とりうみやま」と読む、左がピーク)。
風はさわやか、秋の風。一汗かいた身体に心地よい。蝶もトンボも飛ぶ山頂。
七里長浜と十三湖
危険と注意書きの岩塊地帯
山は秋、
ナナカマドの赤い実が青空に映える
弘前のリンゴ畑と津軽富士
鰺ヶ沢町よりの展望
青春の血たぎらせる津軽冨士
旅行作家 山本鉱太郎
津軽の人たちは、誰もが岩木山(1625メートル)をたいへん誇りに思っている。
「おらがのオニヤ(前庭)から見だお山がエジバン(いちばん)だ」客人がこれを否定しようものならお茶も出してもらえないほどご機嫌を損じてしまうのである。
通称津軽富士。
たしかにおらがのお山にふさわしい名山である。
石坂洋次郎、太宰治、福士幸次郎、今宮一、佐藤紅緑らは、みなこの津軽富士を仰ぎみて青春の血をたぎらせ、文学への道を進んだのだった。岩木山麗には、嶽、百沢、三本柳、湯段といったひなびたいで湯が多く、どの湯宿からもお山が見える。
「お客さん、どです、おれのツボ(庭)からの眺めコは?」料理が一品でも多いことを望むなら、「うんだ、うんだ」と手放しで礼讃するにかぎる。
旧城下町の弘前から嶽温泉行きのバスにのり、しばらくはリンゴ畑を行く。
秋の頃だと、里の娘さんたちは白いスカーフをかぶりかすりを着て真赤に実ったつぶらなリンゴをもぎとっている。津軽乙女はみんな健康そうだ。ふっくらした白い頬にリンゴの朱が映える。
そしてリンゴとリンゴの間に、また津軽富士が見えている。
弘前からバスで40分ほどで百沢温泉のある岩木山神社前に着く。
神社の大鳥居の上にまたしても津軽富士がどっかと乗っている。
もともとこの地は岩木山のお山参りの足だまりで、ここから山頂の奥宮へと登ったものである。旧8月1日の例祭には、子供たちは白装束に手甲脚絆、若衆は黒木綿のふんどしに肌じゅばんで、4メートルもの幣はくをささげ、五色の大のぼりをはためかせ、口々に「さーえぎさえぎ(ざんげの意ごと唱えながら山頂へと登っていく。藩政時代には、8月1日は殿様だけが参詣する日で、その日は一般の武士や百姓、町人の登山は禁じられていた。そして女人禁制は明治五年になってはじめて解かれた。
岩木山は神聖にしておかすべからざるもの、そして津軽の人々には心のよりどころでもあったのである。
津軽冨士の山頂に立つと、津軽半島の権現崎や十三湖、なだらかな弧を描く七里長浜そして北海道の松前半島も一望におさめられ、パノラミックな豪快な眺望である。
登山ツアー(岩木山下山後)
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