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SSDの説明

 

http://www.pc-otasuke.jp/より引用

フラッシュディスク(SSD,シリコンディスク)

2010年現在

 

HDDの欠点を克服した次世代の記憶装置です


HDDに比べて特にランダムアクセス時の読み込み性能に優れ、これを多用するパソコンの起動やWord,Excelなどのアプリケーションの起動、かな漢 字変換などの作業時のアクセス時間を短縮することができます。また低消費電力・耐衝撃性も優れているので、モバイルパソコンに特に適しています。
SSDは、HDDとは違い、震動・高温に強く、低消費電力、軽量です

  • HDDに対する強みはおもにモーター及びアームといった機械部品をもたないことに起因して生じます。
    • シーク時間が短く、特にランダム読み込み速度が速い。
    • 耐衝撃性が高い。読み書き中に振動させても壊れない。
    • 低消費電力・低発熱。
    • 耐環境性が高い。HDDよりも高い環境温度まで対応している。
    • 軽量で薄型。
    • 低エラー性。とくに、シークエラーが存在しない。
    • 1.8インチのサイズについては、最大容量がHDDを超えている(SSD256GBまで対応)
  • 悪いところ
    • 容量あたりの単価がHDDと比較して高価。
    • HDDと比較すると大容量品が発売されていない(最大256GB)。
    • 書き込み回数に限りがある(寿命がある)

※2010年現在HDD並み以上の寿命を確保しております。

現在の主流は「キャッシュ搭載MLC」です


SSDは基本的に構成するチップ部品には、SLC(Single Level Cell)とMLC(Multi Level Cell)の2種類があります。 SLCは1つの記録素子に、1ビットのデータを記録しますが、MLCは、1つの記録素子に2ビットのデータを記録するため、大容量化がしやすいというメリットがあります。
SLCタイプはMLCタイプと比べて値段が高いと言う欠点はあるものの、

  • ランダム書き込み速度が速い。(約2〜3倍ほど速い。)
  • 相性問題が出にくい
  • 書き込み回数がMLCに比べて一桁多い。

という利点があります。性能はややオーバースペックなので、医療用や工業用に一部使用されるのみとなりつつあります。
MLCタイプはSLCタイプよりも書き込み耐性&速度で劣るものの、コントローラーの技術革新や、DRAMキャッシュ搭載により、現在主流のMLC商品 は、すでにSLCと同等以上の性能を獲得したといえます。(※キャッシュ無しの旧型のタイプはまだまだ劣ります)何よりも値段が安いため店頭に並んでいる SSDはMLCタイプが主流です。MLCタイプの弱点の一つであった、寿命も現在では改善されていてMTBF(平均故障時間)は100万時間を確保してお り、HDDと同等以上になりました。 これは、24時間365日使用したとして、114年に相当します!さらに、Windows7上でのTrimコマンドサポートもあり、寿命、性能ともに HDDをしのぐレベルに到達いたしました。2011年現在、SLCの商品数は非常に少なくなり、また、プチフリーズが起こるキャッシュ非搭載MLCの SSDは市場から姿を消しつつあります。
MLCタイプのSSDは、製品によっては相性問題が多いのが現状です。コントローラーチップがまだ発展途上なのが原因と思われますが、逆に考えます と、相性がうまくあって搭載できれば、値段以外はHDDをすべての面でしのぐこととなり、パソコンの使いかって、性能が大きく向上いたします。

レッツノートシリーズ(Panasonic)、ThinkPadX40シリーズのMLCによる低価格なSSD化にも対応しています


レッツノートシリーズは、MLCタイプのSSDとは相性が悪く、装着できないことが多いですが、弊社独自の手法で認識、動作する手法を確立いたしました。 ぜひご利用ください。また、ThinkPadX40シリーズ、そのほかの日立1.8インチタイプのSSD交換にも対応しております。
SSDとの相性が悪いレッツノートシリーズ、VAIOノート、超小型モバイル端末など、独自のノウハウでSSD化を実現いたします。
SSD交換は、単に部品交換をするだけでは安定動作しない場合が多々あります。弊社は、独自の解析技術、部品選定技術、回路調整技術、基盤加工技術を駆使 してお客様のニーズにおこたえいたします。例えば、IDEタイプのHDD内蔵パソコンに、zifもしくはMicroSATAのSSDを装着するなどといっ た、独創的なアプローチにより、一般には不可能とされているPCのSSD化を実現いたします。
日進月歩のSSD技術を常に追いかけ、お客様により良いサービスを提供してまいります
SSDの技術は日進月歩であるのはわれわれ技術者は肌で感じており,SSDの新製品は年に何種類も発売されます。このため、常に最新のSSDを調査 し、独自開発した「改造技」を使用せずに装着可能か、ベンチマークはどうなのか、安定性、初期不良率はどうなのかなどの研究や、メーカーの開発担当者との 情報交換も欠かしておりません。このように、現状で最善な部品や、手法を常に追い求めることこそが、われわれ専門業者に課せられた使命であることを常に自 覚し、コストダウンや、信頼性のさらなる向上勤めております。

SSD交換サービスを始めて7年。過去の膨大な実績データ、ノウハウで、お客様に安心をお届けいたします


弊社は、前身の「パソコン便利屋」個人事業時代からSSD交換サービスを行っておりました。32GBで16万円もした時代です。SSDが一般に浸透するは るか前から、この将来性に注目し、SSD交換技術の蓄積に勤めてきました。このため、自社に膨大なSSDの交換実績データ、クレームや不具合の資料までも がデータとして蓄積されており、業界屈指のノウハウ、サポート体制を持っておりますので、心配な部品の選択や、SSD不良の対応にも自信を持ってお応えい たします。
例えば、SAMSUNG製SLCのSSDは、性能は最新のMLC製品には劣りますが、相性問題が非常に少ないので、お急ぎのお客様にお勧めできます。 フォトファースト製のSSDは、非常に高速な反面、モデルによるばらつきはあるものの、相性問題が比較的多い機種です。インテル製のSSDは、比較的安定 しておりますが、レッツノートの一部の機種では認識不能になったり、A-DATAもVAIOの一部で相性が悪い場合があります。さらに、同じ製品でも、 64GB製品と、128GB製品で相性問題にばらつきがあるなど、、弊社の膨大な過去の相性実績、搭載実績を参考にすることにより、お客様の機種に合った 最良のSSDメーカーを選択し搭載いたします。

キャッシュ非搭載MLCタイプのSSDの弱点のネット閲覧時の弊社独自の高速化技術により快適になります


MLC(キャッシュなしタイプ)へのSSD化後、ランダム書き込みが発生するときに、しばらく固まる現象が報告されております。いわゆるプチフリーズ現象 です。この現象は特に、ネット閲覧中に発生する場合が多いようです。しかし、キャッシュ付きSSD(高速タイプSSD)もしくは、SLC型のSSDでは、 ほとんど発生いたしませんので、ご安心ください。キャッシュ付きでないMLCのSSDの場合、メインメモリが十分ある場合は、MLC高速化ソフトを導入す ることにより大きく改善いたします。(ご希望でしたら無償にてご提供いたします)

VISTA以前のOS動作時のオフセット調整(アライメント調整)をし、更なる高速化も(3,150円)


WindowsVISTA以前のバージョンのOSは、SSDによる稼動が想定されておらず、SSD交換により確かに劇的な高速化が望めますが、オフセット 調整(アライメント調整)を行うことにより、性能をさらに発揮し、更なる高速化が可能となります。

 

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