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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）

ベースクロック　【base clock】

　パソコン内部でRAMや拡張スロットなどとCPUを接続するデータ伝走路(バス)の動作周波数。「FSB　Front Side Bus」「外部クロック」とも呼ばれる。マザーボード上の各装置間のデータ通信の速度をあらわす。CPUの動作周波数はベースクロックの動作周波数に整数または半整数をかけたものになる。
FSBのクロック周波数。現在の主流は400MHzと800MHz。CPUのクロック周波数が、FSBのクロック周波数を数倍に引き上げたものであることから、このように呼ぶ。

【システムバスクロック】＝　【ベースクロック】

system bus clock

　CPUとメモリー、チップセットの間を接続するバスの動作周波数。 パソコン全体の性能に大きな影響を及ぼす。Pentium IIが主力CPUだった1998年ごろまでは、CPUとチップセット間、チップセットとメモリー間の動作周波数が66MHzや100MHzなど同一である ことがほとんどだった。しかし、現在ではそれぞれの動作周波数が異なるケースが多いうえ、ダブル・データ・レート（DDR）など実動作周波数の2倍や4倍 でデータ転送を行うケースもあり、システムバスという言葉が実情に合わなくなっている。

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機能と利点

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