Home  YM Menu

'97ダイヤモンドトレール


おお寒い
  木枯らし1号吹き抜けて
長距離縦走 
きのこも姿見せず
'97ダイヤモンドトレール


とき: '97.10.26(日)
ところ: ダイヤモンド・トレール(ニ上山~大和葛城山~金剛山~伏見峠~紀見峠)
  20kmコース=葛城山まで
  30kmコース=伏見峠まで
  40kmコース=紀見峠まで
参加: 40km=森本T・E子、奥野K・N子、中島S子、内田Y子、荒木K
   30km=日野K、竹久M子、中川K、中尾T(ひまやま)
   世話役=生信Y

●お世話になる宿
 前夜、淀屋橋労山・村瀬Kさんの兄さん宅に泊。近鉄南大阪線磐城駅より徒歩10分、長尾神社に沿って西へ(山の方へ)。大きな道路ならば、役場の手前の信号を左折100m、さらに左折50m、2F建。

山じゃなく オロオロしたぜ平地でも

5日(土)夕方、近鉄磐城駅に20:00集合とのことで、十分間に合うように電車に乗った(あべの駅)。急行に乗って、うつらうつら、大体45分ぐらいと踏んでいたから、もうこのへんかなと思って降りる準備をしていたら、「なにか変だな」と思った。
 高田駅を過ぎて飛鳥駅という。この先に二上山なんて、おかしいな、あるわけないじゃないか、と気が付いて、車内の駅マップを覗いてびっくり。二上山や磐城駅は既にはるか前に通り過ぎているではないか。
 飛鳥駅から戻る上り電車は20:29発、磐城駅で待っている方々には申し訳ないな、と思っていたら携帯電話が日野さんから架かってきた、「どこにいるんですか」。
 「ええと、その、飛鳥という駅ですけど」、こうこう、しかじかで乗り越したことを告げる。
 生信さんが電話を代わって、村瀬さんの電話をお尋ねになるが、メモはないし判らないと答える。自宅へ架ければ判るが、妻は今夜の帰宅は遅い。(なみはや国体のボランティアで晩飯を食べてから帰るといっていたから、9時ごろにはなるだろう。)
 いたしかたない。やきもきしながらも、どうしようもないからチューハイを飲んで電車を待つ。
 阿倍野橋行きの急行電車は高田、尺土と、それから各駅停車で磐城駅。駅には日野、生信、森本さんたち3名がお待ちになっていた。ごめんなさい。
 「早く乗って」と生信先生がおっしゃる。先生の車はありがたいが、車に乗れば土地感が狂う。歩いて行こうといえば、先生はこれから幾人か村瀬さんの宿舎に送り届けるべき方がいらっしゃるので彼の家を覚えたいとのこと。
 それではと、うろ覚えの「当麻寺町役場あたりの信号を左へ」という情報を頼りに発車。
 平石峠への道で役場の手前の信号を左へ進む。すぐ大きな寺の宿舎らしい建物あり、これかな?、いや、こんな大きな建物じゃない。つきあたりをさらに左へ 折れれば小さな道、やめて右へ上がっていけばまばゆいばかりの仏教的大建築物。灯りがまばゆく、こんな大きすぎる建物ではなし。先生は、約束の時間が迫る し、どうしてくれるかと、焦り気味。もっとも、もっとも。
 とりあえず、当麻寺町役場で考えよう、と中川、日野、森本3名は下車。生信先生は一旦自宅へお帰りになる。(連絡電話が入ってくる予定なので)
 中川は電話ボックスで家へ電話すれば妻が帰っていた。村瀬さんの電話(守口)を確認してから、村瀬さんにTEL、奥さんが磐城の電話を教えてくださる。それで、やっとそこに電話をすれば横山さんがいらっしゃった。
 「役場からどう行くんですか」
 「役場は分かりません。駅まで返ってください、迎えに行きます」、とのことなので、えっさ、えっさ、駅まで返る。ちょうど、時間を合わせたかのように、横山さんが迎えに来てくださった。
 長尾神社の脇の暗い道を山に向かって上がって行く。結局、旧平石峠の道なので、役場のすぐ近くだった。
 最近、黒部丸山でも迷ったし、平地のこんなところでも迷ってしまった。よっぽどついていないな。

 

 
ビールが足りないな、とのことで中川が買い出しに行く。すぐ近くのコンビニにはなかったので、また、駅まで走る。しかし、いざ缶ビール自販機の前に立っ て買おうとする段階で、買ってから何に入れようかと困った。近くにビニール袋、落ちてないかな。少しウロウロ、残念ながらない。しかたないな、ならば手 に、腕に持てるだけ頑張って持とうか、と肝を据えようとしているとき、「あら、中川さん」の声。
竹久M子さんだった。彼女は村瀬さんのところに電話して場所を尋ねようとしていた。それに応えていわく、森本さんが「そのへんに中川さんがビール買っていませんか」と。
彼女にビニール袋を出していただいて、たくさん缶ビールを仕入れる。袋詰めしていたら、今度は中島昭子さん「いま、電話架けようと思っていたんですわ。そしたら、よく似た声が聞こえてきて」、というようなことで、揃って、村瀬さんの家へ行くことができた。

 
その夜は、淀屋橋労山の30周年記念祝賀会があったとのことで、その流れに乗って川上Y子、正楽T、九角K、半田K(現石川めっこ山の会)、星根F子、清水Aさんたちがお見えになった。
安治川の入沢Mさんたちは受け付け要員で、気楽におそくまで宴会。
中川は宴会途中で疲れて玄関で寝てしまったが、多くのみなさんは朝の3:30位までガンガンやっていらっしゃったらしい。
たまりかねたM本さんは、「いい加減に寝んかい」とこごとを言って、叱り付けたとのこと。日野さんの記憶では、それは3回にも及んだらしい。

40kmは6時半にスタートし
われわれは7時スタート
元気よく

 40kmを予定している人たちは6:00ごろ、さっさと出て行かれた。一番遅い中川、日野、竹久3名はそれでも、6:30ごろ村瀬さん宅を出た。
 役場前には入沢さんたちが受け付けをなさっていて、もう30数人が出発されたよし。われわれも40kmということで受け付け(実際には20kmにしようということだったが、受け付け時刻が遅くなるので40kmということにした)、7:00出発。
 ぞくぞくと参加者が集まってくる。磐城駅からが近いのに、当麻寺駅からも多い。
 われわれ3名はゆっくりペースだから、急ぐ方々はどんどん追い抜いて行かれる。祐泉寺の谷には水流なく、溜り水がところどころにあるのみ。10月の降水は平年の24%とのことなので、うなずける。これではきのこも出ようはずがない。
 二上山コルからさわやかな風を受けて山腹道をたどり、岩屋峠付近で「ひまやま」の中尾孝さんが合流し、「一緒に行きますわ」、あまり早く歩き過ぎて苦しくなり、1時間ほど休憩していたとのこと。
 竹ノ内峠を過ぎてしばらく登っているとき、荒木さんが追い抜いていく。スタート8:00とのこと。えらく早いな。それも登山学校に課せられた「8時間以内」をやりとげる意識からのトライと承る。ご苦労さま。
 今日の天気予報は木枯らし1号、風強く寒い、とのことで、その予報どおり。土は乾燥し、歩く足元は砂ぼこりが舞う。腕まくりの腕は冷えてしまうので長くしたり、ぬくもればまくったり。
 10時ごろより対抗する行列が多くなる。個人の一般ハイカーかなと、初めは思ったが、なんのなんの。リーダーらしい人はいないが、近鉄の「120km縦 走の葛城山~二上山まで」の催しのようだった。こちらが登りでも、向こうは平気で切れ目なくどんどん下りてくる。横に避けるような態度はない。前も見ず、 突っ込んでくるような人もある。
 「前見て歩かんかい!」、日野さんが怒鳴った。電鉄会社の募集ハイキングは歩き方や登山のマナーなど指導はしないという。困ったことだ。それにしても、 なんとすごい人数やな。そのほとんどが50~70歳の中高年であり、ハイキングへの要求の強さの現われと、いいことだと思うが、反面の安全対策や個人の状 態に合った登山指導という観点の欠如を嘆かわしく思う。このような登山は質の悪い(仲間意識のない、助け合いの心のない、登山のあるべき精神を心得ない) 登山者を生んでいくんではないかと危惧する。
 今日は、国体の山岳競技もこの場所で行なわれる。この数百名の、競技選手に道の空け方も知らない集団に阻止されたらたまったものじゃない。どうも、この時間帯には問題が起きそう。これは、主催者側にも責任があろう。

 葛城山が見えだしても、つらい階段が続く。階段がない方がよっぽど歩きやすい。大概の階段は避けて横の地道を歩く。
 やや水平の道で、日野さんが帽子を拾う。赤、緑、黒のまんだら模様のキャップ。「これ、栄子さんの帽子と違う?」、「うん、そうかもしれない」中川もそう思う。
 「拾って行こうか」
 「うん、そうしよう」と、中川のザックに収納。多分、栄子さんはこの辺を走り抜けて行ったんだろう。

 11:40ごろ大和葛城山に到着。当初、ここまでの予定なので、「40kmはリタイアして20kmで終了」ということにして、受付けカードを返納する。 吉松Tさん(福島労山)にあったかい豚汁のサービスを受ける。宇治の今田K江さんの顔も見え、一緒に昼食。スルメをご馳走になる。
 中尾さんからはカリン酒(?)だったか、あまったるい酒をいただく。
 売店で買った大ビールもいただいて元気がでて、さあ、下山しようかと思ったが、日野さんが「30kmまで行こう」とおっしゃる。竹久さんも同意。ならば、行きましょう。
 白いススキの穂が揺れる葛城山を下降し、水越峠。登山口の金剛水を飲んで、さあ、金剛への登り。この登りは葛城への階段と比べれば随分楽だ。
 ゆっくりとした歩行だったが、1時間で金剛を登りきり、あとは下りで伏見峠。下窪Yさんが追い掛けてきた。彼がラストあたりになろうか。
 15:35伏見峠30kmゴール。紅茶サービスをいただく。
 ゆっくりして、ロープウェイで下りようということになり、少し登り返して缶ビールで乾杯し、初めて乗車の「金剛山ロープウェイ」(700円)、はじめ水平に走り、急に鋭角に落ちていく。山々の黄色・紅色の色付きが鮮やか。やがて間もなく冬の訪れ。

記:中川好治


記録(30km)

7:00当麻寺町役場スタート~7:30二上山コル~8:40竹ノ内峠~9:22平石峠~10:04岩橋山~10:12岩橋峠~10:44持尾辻~11:40頃大和葛城山チェックポイント(下山するつもりで休憩)
12:45大和葛城山出発~13:40水越峠~14:17金剛山への登山口~15:25伏見峠(30kmゴール)

ダイヤモントトレール記録表(YMCC関係者)

内田Y子さん念願の8時間を切る、竹久M子さんは30km完走

40km
中島S子  7:09
内田Y子  7:28
森本E子  7:28
森本T   7:30
荒木K   8:59
奥野K   9:30
奥野N子  9:30
30km
日野K   8:25
竹久M子  8:25
中川K   8:25
中尾T   8:25


Home  YM Menu