恵 那 山
一等三角点 標高 2,189.8m
中央道 恵那山SAにて (2013年12月初旬 白く雪化粧して)
中央自動車道は横たわる木曽山脈を恵那山トンネルで突き抜けています。
(上り線が8,649m、下り線が8,489m)
しかしその昔この山を越える道(東山道)があった。
阿智村観光協会発行のパンフレットより
時は7世紀、大和朝廷は七つの宮道(東海道、東山道、北陸道、山陰道バ山陽道ヽ南海道、西海道)を制定し ました。
その中でも東山道は、都から近江、美濃、信濃、上野、下野の国々を経て、陸奥、出羽にまで至る全長1,000Kmの最も長い官道で、政治、文化の交流伝達の中心的役割を果たす当時の日本の大動脈のひとつでした。
奥州征伐の名の下に坂上田村麻呂な どの征夷将軍が東へ進んだのも、東国から奈良の大仏の黄金を運んだのもこの東山道でした。
ほぼ日本の中央を貫通する東山道。美濃、信濃は 険しい山道が続きます。その中で一番の難所だったのは、 美濃の国と信濃の国の神坂峠(標高1576m)越え神坂峠は気候の変化が激しく、今も霧が原という地名が残るとおり、濃霧がかかりやすく、雷も多く発生し、冬には積雪も多い地域です。
① 広河原登山口(標高1,175m) 最短の尾根道、このコースを登下山します
② 御坂峠登山口(1,576m) 東山道の御坂峠から登るルートでピークをいくつも越えてゆく
③ 黒井沢登山口(1,170m) 沢道、広河原コースと同じくらいの距離
④ 前宮ルート登山口(750m) 最長の健脚コース、標高差1450m
信濃比叡 ~ 駒つなぎの桜 ~ 暮白の滝 ~ 阿智神社 を車で訪ねた
信濃比叡 月見堂
暮白の滝
御坂神社
御坂神社の二千年杉
阿智神社
昼神温泉の赤い橋
朝市
公共の宿ですが雰囲気は良いです。昼神温泉の湯はつるつる美人の湯ですね
テニスコート(800円/h)やマレットゴルフ場(300円)もあり、
時間があれば楽しめそうです
一泊二食で8000円ていど、登山の為、早くチェックアウトしたので、一泊朝食無しで7100円
ここ1175mの標高ですから山頂まで1000mちょっと、駐車場に先行者の車一台
30分くらい林道を行くと、山道が始まります。
ここから河原に下りて
木谷川にかかるこの橋を渡り、山に入ります。
取り付きから約400mの急登が待っていました。
植林帯を抜け、5合目近くからダケカンバ、熊笹の繁る道となります。
10合目を山頂にした道標が木に括り付けて、赤のテープとスチールに合目の数字を点字で書いた物がくくり付けてあった。
山頂まであとどれくらいかの目安になりますがこんなもの付けたら、名山が泣いています。
6合目付近の美しい景色です。
緑の笹とダケカンバの白い幹
振り返れば木曽の山並みがかすんでいた。
東に見える南アルプスも薄雲の中
東の山頂の構造物、この上に上がっても木々にさえぎられて殆んど展望が得られない。
山頂の一等三角点
お社 五乃宮社 富士社 木花咲開姫大神
この社にあと2社がありました。
西のピークにトイレと避難小屋があり、巨石の重なる塊がありました
この塊の上部に登れば北方の大展望です。
薄雲に隠れて、残念
岩に登り、こんなかっこうしてるけど、下山で膝が痛くて苦しかった。
花桃の里 月川(つきかわ)温泉郷の一軒宿
いいお湯です。
五月初旬の花桃の咲き乱れるころ、もう一度訪ねたいものです。
やっと やっと登れた 恵那山に