Home >> 低山 >> このページ


鶴 觜 山


2008年12月10日(水)

  快晴 微風 16℃

揖保川と屏風岩

岩稜を歩くすばらしいコース

 兵庫県たつの市の中央を北から南へ流れる揖保川の左岸にこの岩稜は横たわっています。

最寄の姫新線JR駅は南が東觜崎駅、北に播磨新宮駅があります。
 私たちは車を使用したのでまず下山後入浴予定の国民宿舎しんぐ荘に駐車して揖保川河川敷を觜崎橋東詰の古宮天満神社登山口へ向かった。

: 富松(07:00)~中国道宝塚IC~山陽道加古川西IC~国道372 <事故通行止めの為渋滞、一度降りてまた山陽道に入る> ~姫路東IC~たつの西IC~しんぐ荘(09:40) 
行程 : しんぐ荘(10:00)~摩崖佛(10:40)~古宮天満神社登山口(10:50)~屏風岩頭(11:15/11:25)~鶴觜山昼食休憩(12:00/13:00)~峠(13:40)~(14:20)しんぐ荘光明石温泉入浴
歩く距離 : 約  9.2  km
: しんぐ荘(15:30)~山陽道たつの西IC~宝塚IC~富松(17:30)

 

たつの市(旧新宮町教育委員会)の説明板
名所です。説明板に詳しいので引用します

 

少し怖い岩尾根 

 古宮天満神社から30分くらいで屏風岩の頭につきます。

左は揖保川へ直立気味の岩尾根です。
昨日の雨に濡れた苔むした岩は滑りやすいので慎重に進まねばならなかった。落ちたらと思うと木にもすがりつきますね。

屏風岩の頭

 この上を越えてゆくのは怖そうですが(絶壁は左側だけ)右から上に登ればかなり広く立って居ても座っても大丈夫です。
ここはこのコース随一の展望場所ですよ
 次の「寝釈迦」の展望もここからです。
姫新線二両連結のジーゼル列車(機動車)がのんびりガタゴトと走る様は模型の列車を見ているようです。

「寝釈迦」

 左より鶏籠山を顔、的場山を胸、城山城(亀山)をお腹、祇園嶽と言うこぶを膝、芝田富士こと荒神山を立てた足と見る横たわる釈迦に見えませんか?
 「寝釈迦」に見立てられている山々は、「新龍アルプス」とも呼ばれていますがその山容を竜に見たのだろうか。

「新龍アルプス」の記録はこちら

ねしゃかねの かたにまくらす あおばづく

 俳誌「蘇鉄」の主宰者山本古瓢の句碑が古宮天満神社の鳥居脇にあります
山本古瓢(やまもと・こひょう)
〔本名、皓章〕1900(明治33)・3・20
滋賀県甲賀郡生

鶴觜山を見る

このコースは6つぼどのピークを越えてゆきますが最高点がこの鶴觜山(つるはしやま)です。山頂に4等三角点があります。

4等三角点

 三角点のすこし南側に開けたところでお昼休みです。展望は申し分なくシートを広げ、おにぎりやラーメンをいただきます。  
 眼下に緑色をした奥池、その横は水上ゴルフ練習場になっている皿池、その奥に愛宕山が見えています。  
 瀬戸内海も見え、浮かんでいるのは家島諸島ですね。

タラの木の皮が漢方薬

 林道に出てしんぐ荘への道で木の幹を
削っておられる年配の方がいました。
「何されているのですか?」と
遠慮なく声を掛ければ
「これタラの木、この皮を煎じて飲む」と
答えられたので、
良く見れば根っこの方は直経10cm以上もある
削った皮を入れているスーパーの
カゴくらいの大きさのを差して
「一年にこれ一杯くらい飲むな」とのこと
「そうですか」と感心しました。
匂えばこの皮が非常に良い香りがします

国民宿舎しんぐ荘 
 ここのお風呂は光明石温泉とのこと
   入浴料は300円と格安です

みほとけは ひとのこころに ねしゃか


Home >> 低山  >>  このページ