朝来山
但馬の名山(あさごやま) 標高 756.50 m
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竹田城址より南東方向を展望
今回は立雲峡より桜の中を愛宕神社に向かい上部の林道に出て、林道終点より朝来山の北西尾根を登り、山頂を目指しました。
下山は朝来山展望台を経てむささびコースを下り、林道のむささびコース登山口より西へ立雲峡へ向かった。
(林道登山口を東へたどると自然学校登山口への道うさぎコースです)
立雲峡
林道終点より尾根に登ります(道、道標はありません)
愛宕神社
尾根には色とりどりの落ち葉、錦のじゅうたんが敷き詰められたよう
こんな素敵なところもありますが、地形図に見えるように等高線はつまり、坂は急です。
落ち葉が昨日の雨に濡れています。
滑らないように十分注意しながら歩きます。
竹田城址
むささびコースの展望台より竹田城址が目の前に霧に浮かぶ天空の城....
今朝はまったく霧がありません
林道登山口より林道を立雲峡へ少し登ります
立雲峡のおおなる池
先週まで25度以上の夏日がつづいていたのに急に寒波襲来、一気に晩秋になりました。
今日の山頂は5度、尾根歩きで急坂を登っていても寒くて汗が出ません。
山はもう秋色、美しく色づきごらんの通り
♨ 日帰り温泉 ♨
近くにはやはり「よふど温泉」しかありません
何度訪れても温泉はいいですね、ここの湯はツルツル、ヌルヌル
気持ちがいいですよ ♫
兵庫県朝来市にある朝来山は以前は登山道が無かった、そのためか普通の登山愛好者は登山の対象としていなかった。
そして、ハイキングの本にもあまり登場しない。
小学五年生が5泊6日、自然とふれあうことを目的に各地に作られた自然学校にやってくる。
兵庫県の自然学校の中核施設である南但馬自然学校が朝来に作られ、朝来山とその山麓に登山の遊歩道がいくつも作られた。
朝来山はこの施設(遊歩道)を利用して簡単に登れるようになったが遊歩道は自然学校の施設なので許可が必要である。
私たちも自然学校の事務所で申し込み、施設利用許可証を首にかけ、「きつねコース」「くまコース」から「雲海展望台」「朝来山展望台」を経て二等三角点の山頂に登り、
下山は「むささびコース」「うさぎコース」を利用した。
朝来山とススキ
往: 富松(07:00)~中国道宝塚IC~舞鶴道春日IC~北近畿豊岡道和田山IC~南但馬自然学校登山口(09:10)
復: 登山口(12:30)~竹田城と寺町通り散策(12:50/14:50)~よふど温泉入浴入浴(15:10/16:30)~北近畿豊岡道山東IC~往路を戻る~富松(18:40)
■歩く行程 : 距離 約 6 km
■記 録 : 登山口(09:25)~雲海展望台~朝来山展望台~山頂(11:25/12:25)~朝来山展望台(12:25/13:30)~登山口(13:30)
GPS軌跡(カシミール3D使用)
基準点コード TR25234762701 | 点名 朝来山 |
種別等級 二等三角点 | 地形図 姫路-但馬竹田 |
標高 756.50 m | |
緯度 35°16′35.7644 | 経度 134°50′41.598 |
所在地 兵庫県朝来市大字山内字ミタチ91番地の5 |
兵庫県立南但馬自然学校の施設 朝来山への遊歩道
かなり広く切り開かれ、遊歩道は丸太で階段にしている。
小学五年生が登るにしてもここまでしなくともいいのではないだろうか、自然にふれあう趣旨なら道も自然に近づけておいてほしいものだ。
この道を歩いた経験から山道がこんなものだと考えたら困るのだけど (◎-◎;)
下りに利用した「むささびコース」急な坂をジグザグに作った道には丸太が無い。
このまま残して欲しいものだ。
雲海展望台
朝来山展望台
雲海展望台のパノラマ
北側に広がる、左の竹田城、正面に和田山市街、右に粟鹿山
あいにく天気は下り坂ではっきりしない
二等三角点 始まった紅葉
二つある展望台のバノラマはすばらしいが、朝来山の山頂からの展望は周囲に繁る木々でほとんど得られない。
遊歩道のあちこちに漢方薬(胃)になるセンプリの花
(2センチくらいのかわいい花びら)
よふど温泉
登山帰りに立ち寄るよふど温泉、朝来山のすぐ東、夏にはホタルが飛ぶ山里にある。
朝来市山東町森極楽108番地 --- この地名から極楽の湯とのこと。
お湯はさらりとしているがよく暖まり、すこしぬるっといいお湯だった。
自然学校 児童が自然の中へ 飛び込むよ