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和気富士(城山)

しろやま)  標高 172.8m


4月7日(日) くもり・風弱し・19℃

青春18キップ

立花06:50−姫路08:28−和気09:09
 6時半、家を出る頃には雨は小止みとなる。快速を乗り継ぎ和気駅に着く。 駅から北へ歩くとすぐ西へ流れる金剛川の対岸に左右に均整の取れた美しい「和気富士」が眼前にある。麓より山頂まで松や雑木に覆われ、ピンク色の三つ葉ツツジが彩りを添える。標高は172.8mで町民の気軽に登れる里山である(マッタケ山のためシーズンは入山禁止となる)。山頂に明石景行・宣行の兄弟の北曽根城(黒山城)跡がある。

ピークハント21

 和気富士を起点に北のこうのうえやま神ノ上山へ連なる連山を総称して和気アルプスと呼ばれる。和気町の若い山の愛好者達が21ある峰々に名前を付け、このピークを踏む「和気アルプスーピーク21」なるコースをボランティアで整備している。私は和気富士に登るのを主目的とするが今日一日15ピークくらいを踏破してみようと思う。
 因みに21のピークの名前は@権現岩、Aハゲ山、B和気富士、C寺山、D烏帽子岩、E観音山、Fエビ山、G岩山、H前ノ峰、(10)間ノ峰、(11)穂高山、(12)涸沢峰、(13)竜王山、(14)子竜王、(15)ジャンダルム、(16)奥ノ峰、(17)槍ガ峰、(18)白岩山、(19)神ノ上山、(20)まよいピーク、(21)剣峰である。縦走の後で感じるのだがこの名前はピークの特徴をうまく捕らえて名付けられていると思う。

和気アルプスハイキング大会

 和気町主催で毎年ハイキング大会が催行されているが本年は今日がその大会の日である。老若男女300人以上が鵜飼谷温泉を出発・帰着地点として4つのコースに分かれて歩く。ご褒美に温泉の無料入浴券が配られる。それでは出発。

*wakefuji.jpg

ピンクのトンネル

 金剛川にかかる富士見橋を渡り(09:40)和気富士の西を南北に走る片上鉄道廃線跡(遊歩道)横にある権現岩(60m)から登る。よじ登った屹立した岩の上からの眺めは好展望台である。ここから富士山頂まで白、淡いピンクや紫ピンクと様々な色合いの三つ葉ツツジがハイキング道に花のトンネルを作る。昨夜の雨に打たれた満開の花がみずみずしく、思わず「わあ、きれいや」とつぶやきたくなる。

*wakefuji2.jpg

 富士山頂(10:05)には城の跡は石柱と説明板があるのみで木々に囲まれ電波塔が立つ。芽吹き始めた落葉樹越しに和気の町並み、吉井川に合流する金剛川が見える。曇って春かすみは展望を悪くするが、今年の異常に多い黄砂はそれに輪をかける。自然現象で仕方ない事であるが今日の天気も残念ながらどんよりとしているので見とおしは良くない。

水を担ぎ上げ消火

 次々とピークを踏んでG岩山(170m)に着く(10:45)。昨年8月落雷(pm11:00)で山火事になったところ。消防員150人がヘッドランプをつけ1人20kgの水を担ぎ上げ消火したそうだ。 縦走路は素晴らしいツツジが咲き乱れる尾根歩き。竜王山への分岐(11:20)にザックをキープして竜王山を往復する。この山頂は和気アルプスの全貌を展望する好地点。 和気富士へのコースはハイキング大会の参加者に沢山会ったが、こちらの方はアルプスらしい岩場などがあるので人が少ない。
 ウグイスやエナガなど野鳥のさえずりを楽しみながらかなり厳しいアップダウンを繰り返す。神ノ上山に着いた時(12:35)は皆さん下山された後で静かな山頂であった。神ノ上山は樹海に囲まれているが、山頂部は木が切り払われ展望が楽しめる。うまくすると 那岐山まで見えるそうだ。

剣峰から岩場を下降

 北端の剣峰(岩峰)から南端の和気富士まで霞んだアルプスの峰々を遠望する。こんにも遠くまで歩いたもんだと自己満足。(13:25)

*wakefuji3.jpg

 ザイテングラードと呼ばれている、岩の尾根を慎重に下る。横にロッククライマーのゲレンデとなる岩が点在する景色は壮大である。

鵜飼谷温泉でくつろぐ

 笹原(13:15)に降り立ち、温泉まで20分くらい車道を歩く。入浴券は登山の途中、親切な町のハイキング参加者にいただいたので、ありがたく無料で入浴させてもらった。(入浴料500円) 大浴場、サウナ、打たせ湯や露天風呂が揃った温泉(日量150トン、PH9.5のアルカリ性単純温泉、泉温40℃)入浴後、駅まで3kmの遊歩道を歩き、16:19発の列車で家路につく。

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