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横瀬富士(稼勢山)

 よこせふじ(かせやま)
標高 501.4 m
三等三角点 坂本 


2006年03月11日(土)
 気温17℃ 晴れ 暖かい

坂本川 と 横瀬富士

 今年は天候不順で寒いと思えば、また緩んだりとおかしな天気がつづく。でも今日は幸いなことに風なし、雨なし、雲もなし、おまけにいい気温で里山「ふるさとの富士」登山にはもってこいの日和である。 

 写真中央の山塊が稼勢山(標高501.4mの山頂には三等三角点/坂本が置かれている)である。 横瀬富士と呼ばれているのはその一峰を指す。(写真に見える、一番左手前の三角錐の峰)

 横瀬富士の頂上には四等三角点/横瀬--2万5千分1地形図名:阿波三溪(南東)--(標高325.48m)が置かれている。

  この写真は横瀬富士より約6.5kmほど下流の中角の橋の上から見たもので、ごく普通の山塊だが横瀬富士の山名となっている横瀬(富士山頂より約1.1kmほど離れた所)に架かる橋の近くより望めば美しく、まさに独立した富士そのものである。

 この日は稼勢山のピークハントのみで横瀬富士のピークには登らなかった。 いつの日にか訪れる機会があれば富士の山頂にも立ちたいものだ。

gif

「ふれあいの里 さかもと」 →→ 名所、旧跡や坂本の民話なども詳しく紹介されている。

  徳島南部の旧那賀川町(現在は阿南市に合併)住む友人宅に昨夜はお世話になり、今日は彼に道案内をいただくことになった。
那賀川の左岸道を遡り、勝浦町に入り県道16号を進む。中角のあたりから目指す稼勢山の山塊が姿を現せた。

 橋の上から一枚記念の撮影をして稼勢山のすぐ北麓の坂本へ走る。山間の里は人口減少で生徒が少なくなり小学校が閉鎖され、その校舎を利用して「ふれあいの里 さかもと」として町の農村体験宿泊施設となっている。

 毎度のことであるが遠慮も知らず登山道のことを施設のHPの掲示板でお尋ねしたところ「 稼勢山への登山道ですが、坂本からも道があると思いますので、詳しい方に確かめて、改めてお知らせしたいと思います。お越しの節は、是非お立ち寄りください。 」とのコメント。
こういう訳でふれあいの里にお寄りする。


車で先導していただく

 お忙しいのにS様が登山口までくねくねと曲がった分かれ道のたくさんある細い林道を車で先導していただくことになった。
 ありがとうございましたの感謝感謝である。 (旧坂本トンネルを出てすぐ左へ登る細い道を進み、最初の三叉路を右へ、次の五叉路は一番左へ進む)


 車を止めたのは11時ころ。少し進んだところの分岐を右へ取り支尾根への登りを進む。


地図の分岐

地図

 支尾根を登りきったピークに観音像が木の基に祀られていた。昔の人は信心深いですね、道中の安全お守りの石仏が物語っている。

地図

 いまある祠は小さいが回りの石積みは大きくて、その昔にはもっと立派なお社がとみえる。

 ここから林道出会いまでがけっこう長い道程、林道に分かれ、すぐ急な斜面を登り、また下り、もう一度登れば山頂だ。

地図 狭い山頂に三角点

 山頂着は12:05。坂本の里が見えるように木々を少し切り開かれているのみで展望は宜しくないが仕方ないでしょう。 北東前方奥に中津峯山が大きく見える。

 20分ほど休憩して山頂を後にする。

林道出会いで斜面をトラバースするように付けられた道を(緑色で表示)下山ルートにして降り13:05駐車地点に帰着する。

「ふれあいの里 さかもと」 

ここでは食事もできる。今日は宴会で貸切状態であったがお昼の食事を用意していただく。




坂本八幡神社

 下山後坂本の里を散策、めずらしい七社七鳥居の坂本八幡神社がある。ものすごく急な階段に鳥居が立ち並び下からこの鳥居をくぐれば「中風除け」になるという。

 上には八幡神社を含め七社のお社が鎮座する。


横瀬の鹿背山神社

 もともとは現在の稼勢山鹿背山という字が当てられていたのだろうか。

第五回ビッグひな祭り、おひな様の奥座敷
(ふれあいの里さかもと)

 街角飾り「森のひな御殿」、坂本の家々の玄関先にご覧のようにおひな様が飾られている。
特に森本邸でのひな飾り「奥の院」はお部屋の中から前栽までひな飾りであふれている。
おひな様のブランコ遊びはすばらしい趣向だ。















ビッグひな祭り

 勝浦町の恒例の「ビッグひな祭り」は18回目だそうな。
15,000体のひな人形が「人形文化交流館」に飾られる。(入場料300円)

四国88ヶ所

 第20番札所 霊鷲山 鶴林寺が近い。(車で30分)

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