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千 羽 富 士

(ちわふじ 標高128.5mの無名ピーク)


12月12日(金)晴れ

"千羽海崖(せんばかいがい)を望むみち"

 「千羽富士」は日和佐駅から4kmほどの距離にあり標高128.5mの無名峰で、徳島県の南部、日和佐町の太平洋に臨む千羽海崖にある小高い一つのピークを、その姿が富士のように美しいが故にそう呼ばれている。

 この千羽海崖を「千羽海崖を望むみち」と名付けられた環境庁が整備した四国自然歩道(四国のみち-全長1545.6km)徳島県第20番目L=12.2km(日和佐駅~千羽海崖~山河内駅)のコースが通る。

千羽海崖?「海岸」ではない「海崖」とは

(四国のみちパンフより引用)

  「日和佐の海崖は、大部分が急傾斜の海崖が続いている。代表的な千羽海崖は、大磯から外の牟井まで約2kmの海岸に高さ200m前後の海蝕崖が続き豪壮な光景が展開している。特に、千羽が岳(標高245m)付近での垂直に切り立った海崖は、全国的にも有数の大岩壁である。室戸阿南海岸国定公園の中でも、室戸とともに特別保護地区の指定を受けている。岩面にはほとんど樹木はなく山上部や岩壁のヒダには、小松やウバメガシが点在し、「ウミウ」の格好の生息場所となっている。

 千羽海崖の海岸線は、直線的で波の浸食作用だけでなく、大部分は断層によって出来たものと言われる。

 国定公園記念切手

 1966年には、この千羽海崖を図案化した国定公園記念切手が発売された。

 岩島は、波浪などのために大部分岩石を露出した島で、千羽海崖下にある「通り岩」は高さ20mの岩島で下部が洞穴となって東西に貫通している。洞穴は幅高さとも約10m、長さ約20mある。

 なお,千羽海崖の名は、薬王寺を開基した弘法大師が絶壁に巣くうイワツバメが一斉に飛び立つ様を見て「千羽の崖(がけ)と呼ぶべし」と言ったのに由来するという。」

(以上は引用文)

 

 

行程:

①日和佐城(10:05)出発②指ノ鼻休憩所(10:35/45)③大磯休憩所(11:00/10)④千羽富士(11:30/40)⑤嵐瀬休憩所(11:45/12:55)昼食⑥日和佐城帰着(13:25)

白亜の天守閣

 いつものように町役場観光課でコースのパンフレットをいただき、千羽海崖で一番北の城山―標高65m―の山頂まで車で行く。(ここには勤労者野外活動施設として再建された白亜の天守閣がある)

 ウバメガシの樹林を指ノ鼻休憩所までは比較的アップダウンのない遊歩道が続く。
昨夜の雨風もおさまり穏やかな日和で爽快そのもの。
  休憩所には転落防止柵、屋根付の展望所があって大海を見渡せる。
雄大なこの眺めはいつまで見ていても飽きない。
はるかまあるい水平線、室戸岬も霞んで見える。

 大磯休憩所では、荒波に洞穴をくり貫かれた「通り岩」が、垂直の断崖の下に見える。
すごいなぁ!

 休憩所から幾つかのアップダウンを繰り返し傾斜の急な坂を登りきると「千羽富士」のピークである。
山頂は四等三角点があり、字の消えかけた道標もある。気温13℃、木立に囲まれた展望に乏しい山頂ではあるが友と記念写真におさまる。

 嵐瀬休憩所への急坂を下り、ここでおにぎりとラーメンをいただく。

 メジロが鳴き、ウミウやトンビの飛翔、白波を立てて走るボート、磯釣りをしている人影、広がる太平洋、岩に打ち寄せる波の音、海に反射した太陽がまぶしい。

 千羽海崖―嵐瀬休憩所での昼食休憩は瞬く間に一時間以上も過ぎていった。

 このゆったりペースでは「千羽海崖を望むみち」完歩は無理と判断してここより櫛ヶ谷を下りお城まで引き返すことにした。

 お城を見学(200円)。
お城の展望台から「千羽富士」と日和佐の町並みを眺めることができる。残念なことに「千羽富士」は日和佐の町からは前山が遮って見ることができない。

 

 「千羽富士」と千羽海崖を望むみち12.2kmを歩く積もりで出発し、その半分の地点である標高245mの千羽が岳(千羽海崖の最高地点)までも行けなかったものの、すばらしい景色と雰囲気に触れることができ、満ち足りた気分で日和佐をあとにする。

 

日和佐八景(徳島県日和佐町)

大浜海岸 うみがめ上陸の浜
日和佐城 日和佐肥前守が築城
薬王寺 四国八十八所第23番札所
えびす洞 荒波が造った岩の洞穴
千羽海崖と通り岩 断崖を望む
南阿波サンライン 千羽海崖の有料道路
日和佐川源流の大越渓谷 渓谷美
大戸の赤滝 山間に大音響
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