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都富士(比叡山)

一等三角点 標高 848 m


05月24日(日)
  雨〜曇り 気温25℃

京の都から眺める富士

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賀茂川の北山大橋付近より
初雪で白く輝いて (2013/12/22撮影)

 関西人なら一度は行った事がある山ー比叡山は琵琶湖側からはケーブルカーで登れるし西側の八瀬遊園からはケーブルとロープウエイかドライブウエイを車で山上まで行ける。だから比叡山に歩いて登られる人は少ないのではないだろうか。
 比叡山と言えば延暦寺と同一に見られているように山上には天台宗総本山の延暦寺の諸堂が建ち並びひときは立派な根本中堂は国宝である。
 比叡山は京から眺めると山容が美しく、山麓の修学院離宮の庭園を散策しながらの眺望は都富士と呼ばれるにふさわしい。

京から滋賀に越える

 京から滋賀(琵琶湖側)に行くには、県境に立ちはだかる比叡山を越えねばならない。比叡山越えルートが有名で、この道は途中から東海自然歩道に合流したり京都東山トレイルのルートに組み込まれておりハイキング道として人気がある。でもこの道は最高峰は通らず山頂より南の中腹を越える道である。

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音羽川より望む都富士

雲母坂から最高峰へ

 京より山頂を通り滋賀に越えるコースで古くから一番利用された修学院から雲母坂(きららざか)を登る事にした。  大阪から修学院へは、京橋から京阪電車で出町柳まで行き叡山電鉄に乗り換え修学院駅で下車するのが便利である。

 話は外れるが京阪電車の特急にはダブルデッカーという2階建ての車両が連結されているので今回初めて乗ってみる。前後3席が一階のみで中央部に8席が2階建てになっていて絨毯敷きで窓にはカーテン装備で個別シートだ。天井が低くて圧迫感が有るものの乗り心地は良い。

雨が降り出す

 9時20分に駅を出て歩き始めるとポツリポツリと降り出した。雨具に身を固め傘をさして音羽川の左岸道を進む。約20分で登山口のきらら橋に着くころ幸いにも雨が止んだ。

 雲母坂は延暦寺で修行する親鸞が毎日この坂を往復したと伝えられるように修行僧が多く利用していたに違いない道だ。「親鸞聖人御旧跡きらら坂」の石碑を右にみて山道に入る。  柔らかい赤土がV字に深く刻まれた道は歩きにくいし、いきなりの急登である。

 私の経験ではこのようなV字の道を歩くには少しコツがいるように思う。特に下りの時などは一番低い細くなった所に足を下ろすのでなく、右足は右の斜面に左足は左の斜面に足をベタベタと置き、脚巾を開いた恰好で歩くと良いようだ。

  高度で250m位も登ったであろうか、なだらかな雑木の道となる。左手は修学院離宮の柵が張りめぐらされている。ウグイスが鳴き、ウツギのピンク色の花は満開で目を楽しませてくれる。またこのコースはハイキングのシーズンでもめったに人には出会わないので静かな山歩きが出来る。難点といえば展望に乏しい事だろうか。

 ケーブル山上駅に11時10分に着く。高度が上がるにつれ雨が降り出し人工スキー場に着く頃には突然大雨突風となり傘はマッタケにされる。視界は全く無くなるし、ここで登山を断念しようかと思ったが様子をみる為しばらくスキー場のクラブハウスで避難させてもらうことにした。

 15分くらいで雨は小止みになったので出発する。四明岳を経て大比叡(山頂のこと)に行くつもりが道を間違えてしまい、雲母越えまで行ってしまった。 比叡山は山頂まで車道が開かれているし延暦寺の諸堂があちこちにあるので、三角点への道が判りにくい。仕方なく墓所の中を通らしていただき多分こちらが山頂だろうと見当を付け進む。

判りにくい三角点

 雲母越えから山頂まで高度差約100mの登りは割ときつく30分もかかった。山頂は東西に広くテレビ等の電波塔がいくつも建っている。どこが三角点か判りにくいが、電波塔の建物の後ろにこんもりとした木の繁った小山の中にひっそりとあった。標高は848mである。

  根本中堂のあたりが山頂かと思われそうで、比叡山に来られた人でこの三角点まで足を伸ばされた方は本当に少ないと思う。

寒い中昼食

 ガスに火を付け、座り込んだ回りに三つ葉があったので煮込みうどんの薬味にいただく。天気が悪くて5月も末だというのに寒いし、周りには背の高い木々があるので展望はゼロだ。食事が終われば長居は無用と早早に立ち上がる。

 延暦寺(根本中堂)にお参りし壮大な回廊を一周する。(入場無料)この日は法要があり、修験者がほら貝を吹き、天に向かって弓を引く。参列者がこの矢を取り合っていたが、ありがたい効用が有るのだろう。

琵琶湖側へ下山

 かってバスが走っていたという道を坂本に向かって歩く。現在の比叡山有料道路は京都側から付いたので、この道は廃道となり歩くのにも苦労する山道に戻りつつある。
 元は車道であったので道は広くなだらかで気楽に歩けるハイキングコースといったところである。
山道は麓の日吉大社の赤い鳥居で終わる。立派な日吉大社の社殿は西社と東社があり国宝の建築物に指定されている。

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近江八幡より展望

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二条城本丸天台より展望(前景は本丸御殿)

 

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2015年05月28日(木)
  くもり時々晴れ

  雲母坂(きららざか)は京都の修学院から比叡山延暦寺への道で、千年の昔から利用されてきました。今日もこの道をたどり山頂へ向かった。

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山頂の一等三角点(大比叡)への道をまちがえないようにしよう

全行程の地図はこちら

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きらら坂を登り本坂を下ります

 出町柳より修学院駅へ、5月末なのに30℃近くの気温で、歩けばすぐに汗が吹き出てきます。

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 駅より白川通りを北へ、音羽川の左岸をさかのぼり(東)ます。しばらくすると砂利道になり、なおも歩くと砂防ダム公園に着く。ここに架かる「きららはし」を右岸へ渡ればすぐ雲母坂の入口です。

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平安時代に「雲母寺」がこの付近に建立された所からこの道を「きららさか」と呼ばれています。
きらら坂は尾根道ですが千年以上も人が行き来すれば道はえぐれ、雨水が流れて谷の様相です。これをV字カットの道と人は言う。

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中腹に水飲跡があります。ここから雲母坂と京都一周トレイルの道は重なって山頂へつづいています。

 水飲のいわれは、南側の下方に音羽川が流れ、参詣者たちの渇きをいやしたことからつけられたらしい。

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水飲之跡碑    京都一周トレイル

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展望スポット

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 千種忠顕(ちぐさただあき)が戦死した雲母坂の中腹 ロープウエイの駅近くの道

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 京都八瀬より山上へ叡山ケーブルとロープウエイで行けます

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一等三角点  説明ページへ
(京都府に8個、滋賀県に11個設置されています)

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フタリシズカ

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阿弥陀寺

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根本中堂(国宝の建造物)

 阿弥陀寺、根本中堂にお参り後、下山は本坂を通り坂本へ下った。本坂も自然のなすがままの状態でこのような道になっていました。歩きにくい!!!

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観光

坂本は大津市坂本伝統的建造物群保存地区 【里坊群・門前町】に指定されている。

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2015年06月17日(水)
  くもり時々晴れ

 比叡アルプスを登る

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