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熊野富士(高竜寺ケ岳)


2001年10月13日(土) 快晴・気温17℃ 微風

 兵庫県出石郡但東町と京都府熊野郡久美浜町は東西に続く尾根が境界となる。
この県境尾根の中でひときわ高い峰が高竜寺ケ岳である。
標高は696.7mである。

地名から山名

 但東町側の麓に高竜寺(いまは廃寺?山頂に奥の院が有った?)があったところから山名が、京都府熊野郡にある山から「熊野富士」の愛称が付いたのだろう。
舞鶴道福知山から国道9号線を13km走り野花交差点を右折、426号線を22kmで但東町役場に着く。
この出合交差点をまた右折し482号線を7kmで高竜寺の山里である。
(自宅から130km2時間半のドライブ)

 ここから482号線を進み町界の"たんたんトンネル"(但馬丹後)を抜けると熊野である。熊野富士の名の通りこちらから望むとまさに富士の山容である。でも高竜寺からの山容も負けてはいない。(写真参照)。

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 晩秋になると但馬はすっきり晴れることは少なく今日も時雨が通過、空はどんより曇り寂しい山里であるが、家の点在するその向こうに富士は私を呼んでいる。
  登山道は「高竜寺尾根コース」「坂野谷コース」たんたんトンネルから「町界尾根コース」などがある。

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但東のソバも有名

 国道から登山口へ走るとコスモスの花が満開、白いソバの花も美しい。 里はずれの神社の前に町の駐車場がある。着いた時先客が一台あり、私と同じ位の年配の人が出発するところであった。(この方以外登山者出会わなかった)(ここの標高は約130m)

 (09:35) 装備を整え、洋傘をストック兼用で歩き始める。左に谷川を見ながら5分ばかり林道を歩くと大きな登山口表示の看板がある。 林道から離れ尾根道に入るとすぐ急登が待っていた。
 (10:05) 巨木の松の立ち枯れ(白骨化)を過ぎたところ「あと40分」の標札がある。一汗かいたので小休止。ポカリスエットが冷たい。そろそろ熱い飲み物が恋しいころだ。

  私より5分くらい早く出た方は二本のストックを使って前を歩いている。しばらく後を歩いたが彼に「お先に」と挨拶をして先行する。 標高560mあたりからブナ、ナラの高木帯となり樹下の道脇には暗緑色の艶のある葉―イワカガミの群生が続いている。

 (10:25) 獅子も驚く急な落ち葉を一面敷き詰めた滑りやすい坂を慎重に一歩一歩登り切ると「あと15分」の立て札。
ここは山頂より西へ張り出した尾根上のピークで、ここから鞍部まで少し下り、山頂へ向う。背の低い笹は幅広く刈り取られ歩き易い。
 (10:40) 鞍部から最後の急な坂を一登りで頂上(三等三角点)の原へ飛び出す。
東西に広々とした立木の少ない頂きからは西側を除き大展望が開けている。空は今もどんより厚い雲が覆っているが風に流された雲の切れ目からときおり日が差す。
曇って風が吹くと寒くなり上着をはおる。

小天橋を望む

 

東に大江山、南に床尾山の大山塊が目を引く。
北の久美浜湾口の小天橋(しょうてんきょう)(小ぶりの天橋立)はかすかに見えるような見えないような状況だった。 日の差す瞬間に写真のシャッターを切ろうとじっと待っていると、秋あかねが私のカメラを構える指先に止まる。他に止まるところが有るのに恐れを知らず人の指に止まるとんぼがかわいい。
(蚊やアブにはまつわりついてほしくないが)

  ススキが穂を出し始め、ブナは半分黄葉している。「コゲラ、ヤマガラ、シジュウガラ」を見ましたかと写真入で紹介の看板があるが、野鳥には全然お目にも、お耳にもかかれなかった。

 気温は20℃まで上昇している。「ふるさと兵庫50山」に選ばれているが他の登山者もない静かな熊野富士であった。

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「尾花咲く 熊野の富士に あきあかね」

 (11:10) 下山は県境尾根をたんたんトンネル方面へ向かいたいのがやまやまだが、トンネルから国道を高竜寺まで4km以上も歩くのが億劫で往路を引き返す。 下山は私が先行したが下りが苦手の私を二本ストックの彼が追い越して行く。

 (11:50) 駐車場に着くと、とたんに空腹を覚える。

シルク温泉やまびこへ急ぐ

 空腹を覚えるがすばらしい温泉があるので先ずは温泉館へ。
地下1100mの古代花崗岩から湧き出る天然温泉で、肌がつるつるになる田園の湯。
露天風呂、寝湯、うたせ湯、サウナまで揃っているいい湯だな。
 リフレッシュした後は併設のレストランで「赤花そば」(¥1000)に「そばの実おにぎり」(¥150)をいただく。
古くから絹織物が地場産業として発展した町であり、その「但馬ちりめん」を京都へ搬出し、 人・経済・文化の交流する「絹の道(シルクロード)」となっていた。
 それで温泉もシルクと名付けられている。

シルク温泉やまびこのHPはこちら

その後新しい温泉「たんたん温泉福寿の湯」が兵庫県豊岡市但東町坂野で、2008年7月28日に開業
登山口のすぐ近くです。

「たんたん温泉福寿の湯」 のHPはこちら

 

 


尉ヶ畑より登山の資料として

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2016年は10月02日に登山まつり

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たんたんトンネル京丹後市側入口のすぐ手前に駐車場があります

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イラストマップも完璧ですが「熊野富士」の言葉はありません   悲しい!!!

 

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