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丹波富士 (弥仙山)

標高 664m


1997年09月23日
  くもり 時々小雨 微風

宝塚~07:00集合~中国道~綾部インター09:00着

 昨夜来の雨は農家では秋の作物の播種に恵みの雨だったし、出番をいまかいまかと待っているキノコ達にも幸いしたことだろう。私達にとっては恨めしい雨であるが。
 今にも又降り出しそうな雲行きを見ながら片手に傘をステッキに持っての出発となる。
 同行の一人が30分ほど遅れイライラしながら待って、揃ったところでワンボックスカーに4人乗り込み発車。心配した宝塚の渋滞もなくスイスイと走る。西紀インターでトイレ休憩を一度取っただけで綾部に9時に着く。あらかじめコースの準備はしてあるが観光と登山マップを頂こうと観光協会に立ち寄るが、まだオープン前で閉まっていたので、そのまま一路登山口へ車を走らせる。

*misensan.jpg

弥仙山も丹波富士

 「弥仙山」(みせんさん)は、「丹波富士」と呼ばれている標高664mの山である。
(見る場所を変えればもっと正確な三角形に見える。)
 「丹波富士」と愛称で呼ばれる山は、牛松山・高城山・弥仙山・といし山・・・などなどがある。

 明治の廃藩置県で丹波地方は兵庫県と京都府に行政は分かれたが、さすが古くから歴史のある丹波は山の国である。
 丹波と丹後がまだ分立せず「大丹波時代」といわれた古代、この地方は大陸の文化をうけいれ、独自のすぐれた古代文化を持っていた。平安京から近く、日本の歴史のなかで京の隠田集落であるとする山里が散在し、たくさんの丹波富士もある。
 また前置きが長くなったが、さあ登り始めよう。

登山口(09:55)~山頂(11:15)

 砂利道の林道終点の少し手前に石の立派な鳥居がありそこが弥山山の登山口である。
車は10台は置ける駐車場があるのでそこに止めておく。

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 「改心の道」としたルートの説明図があり、山頂への参道が登山道となっています。登り約2kmのコースで、東となりの「君尾山」への縦走ルートもあるが、今日は車なので途中の分岐から駐車場までの巡回とする。

 案の定、歩き始めてすぐポツリポツリと雨が降り出した。「秋雨じゃ濡れて行こう」とするも、だんだん降りは強くなるので傘を開く。
-600m-1200m-2000mと(山頂)まで道標があり、「あとどれくらいかな?」の目安になる。道はすぐジグサグの急登となり左に沢の音を聞きながらの清々しいものであるが、自然石で造られた年代物の石段は雨に濡れ滑りやすくて歩きにくい。

 まわりは植林の杉林でうっそうとしており陰気であるが、それでもすこし開けた所では小さな花達が挨拶をしてくれる。ホタル袋のような花や名も知れぬ花(私が知らないだけ)が沢山咲いていた。山頂近くになると雨は止むし、灌木の明るい林となり良い気分となる。
 道は山頂手前で回り込むように付いており方向の勘がくるう。山頂にたいそう立派なお社がある。しかし木々が多くて展望はほとんどきかない。それにこの悪天で少し寒いので、昼食は下山後にする事にして早々に立ち去ることにした。

山頂(11:40)~登山口(13:20)

 下りはアップダウンはあるが傾斜はゆるくて気楽な散歩道といった感じである。雨上がりの霧にかすむブナの二次林は新緑のように葉が緑で、とても印象的であった。落葉樹林の山道を 「きれいやなあ!、ええなあ!」と言いながら歩く。自然に触れ精神安定に役立ったことだろう。
誰にもじゃまされない駐車場で、素人料理の鍋焼きうどんと湯豆腐をワイワイいいながら「うまい、うまいと」腹に入れる。

国宝の山門と「二王の湯」

 「君尾山」(553m)の中腹にある「光明寺」の山門は国宝に指定された立派なものである。歴史好きの私達が見逃すはずがない。車で約40分の距離なので出かける事にした。
 「二王門」といい楼閣をもつ朱塗りの巨大な二重門で屋根は、とちぶきです。さすが国宝である。

綾部市は山麓に「二王公園」を整備し「あやべ温泉・二王の湯」を掘り当てた。温泉好きの私達はこれも見逃さない。なんと300円でサウナ付きである。

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資料 引用先 http://www.omt.gr.jp/modules/pico/index.php?content_id=217

位置  綾部の北東15㎞余り 綾部市 於与岐(およぎ)町
形状 富士山形、山頂は狭い。丹波富士と称えられる
神社
山頂 「金峰山(きんぷせん)神社」 (頂上の宮) 祭神 木花咲耶姫命
中腹 「於成(おなり)神社」 (中の宮、蔵王権現) 祭神 彦火々出見命
山麓 「三十八社」 (水分神社) 祭神 天の水分神、国の水分神


 

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