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波豆富士 (タカツコ山)

7月15日 晴・気温31℃ そよ風

宝塚にも富士がある

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 武庫川の支流羽束川(はつかかわ)と波豆川(はずがわ)が道場不動岩の少し上流で千刈ダムが堰き止めた水は神戸水道千刈水源地となり満々と水を貯めている。
 この湖面の北端は三田と猪名川を東西に結ぶ県道68号線まで伸びている。
県道が湖を新大橋で渡るところから上流はだんだんと幅は狭くなる。
 この羽束川を挟んで二つの山、西に羽束山(524m)東に波豆富士(347.3m)がある。

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 波豆富士の正式名(地形図による)は「タカツコ山」で、なんのことやらワカラナイ山名である。

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 例年より早く梅雨が明け、自宅の柿の木に熊蝉がさわがしくて暑い夏の日に波豆富士を訪ねた。
我が家から約26kmの距離なので一時間ほどで新大橋手前にあるドライブイン有料駐車場に着く。県道脇でとれとれの野菜を棚に並べて客待ちしているおじさんに富士の登り口を尋ねてみる。
「南から登れる、でも笹が茂って大変やろ」ただこれだけの答えだった。
 橋上に立つと富士の丸い姿が湖面に映る。

湖の東側にある水源地巡視路入口に石像観音が立っている。

*takatukoyama2.jpg

 湖面を見ると自動車タイヤのチューブの中に入りプカリプカリ浮かんでいる5-6人。
何を釣っているんですかと問うと「バス」と返って来る。水に浸かる下半身はウエットスーツを着用で気持ち良さそう。こちらは重たいザックを肩に汗ダクダクなのとは対照的である。

あえて北から南へ

 南から登ると聞きこんだものの、北から登って南へ下ろうと考えた私は今ブッシュと笹の生い茂る湖岸の小道を進んでいる。
ほぼ水平の小道だが背丈の高い笹が道をふさぎ両手でかき分け歩かねばならないしドロドロネチャネチャの所などあり楽でない。15分くらい歩くと、そこには水道施設の管理棟があり、道は途切れた。
 この先、川の対岸にある青少年野外センターからは何やら楽しそうな雰囲気の音楽が聞こえてくる。

蛇が怖い

 さてここから山頂へ落葉広葉樹林の中へ入るのだが下草が伸びているので相当に苦労する。毒蛇などを踏みつけたらえらい事になりそうだ。乗りかけた船だ乗らずばなるまいと踏みこむ(09:45)。

 この地点の標高が180mなので山頂までわずか167mの標高差である、30分もあれば登れるだろうと、考える。麓はほとんど丸い山で明瞭な尾根がないから、磁石で方向を確認しながら斜面を南東方向へジグザグによじ登る。幸い西側にある羽束山が木の葉越しに見えるので参考になる。

(10:30)山頂から北へ伸びる尾根上のピークに出る。もうここからは尾根通しに潅木の隙間をねらって歩けば良い。いつものことだが目的の尾根に出ればほっとする。

 尾根上も決して歩き易いとは言えないがルートを探しながら歩かなくて良い。小木の隙間を歩くのだがザックの横に挿し入れたストックが木に引っかかって仕方ない。
 全身汗にまみれて(10:45)山頂に着く。167mの標高差に一時間もかかってしまった。

三角点がある

*takatukoyama3.jpg
北の方角(中央は寺山の三角錐)

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 4等3角点のある山頂は数人が立てるくらいの広さで回りは木が立ちはだかっている。北東方向の木々は低く展望が開けており、寺山の三角錐が目立っている。落葉の季節にはもう少し展望が開けていると思うが、今は仕方あるまい。
 身体にへばり付いたシャツにかすかなそよ風を取り入れ汗を発散させる。
夏の里山は蝉の鳴声でさわがしいものだが、今日はなぜか静かである。

 (11:05)下山は南尾根をとる。木に白テープがあったり赤いペンキで幹にバツ印が付けられている。
急斜面を下った頃ブッシュで行く手が塞がってしまった。無理やり突っ込んでみるも進むのが困難になってしまい引き返す。少し戻った所の右側に堤で堰き止められた小池があり横の木の幹に赤いバツ印が付けてある。
多分ここからは沢状の所を下るのだろう。進むとはっきりとした小道となる。

突然イノシシが

 小道が見つかりルンルン気分で歩いていると突然イノシシのデッカイのが私の5mくらい前をドドドッと走り抜けた。ビックリしたなぁ、野性のイノシシに出くわしたのは初めてだったから。
このあたりからは道も広くなっていたので、もうそれからは一目散に里めがけて小走りで歩く。

 里近くに二つの貯水池があり、緑の富士が静かな水面に影を映していたのは印象的(写真)であった。貯水池の東斜面は分譲別荘地のようであったが、ほとんど空白の模様。 バブルは崩壊して買い手は付かずか。

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南の布見ヶ岳(362m)より波豆富士を展望(中央、左の小ピークは鉢伏山)

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2016年03月02日(水) 快晴・気温12℃ そよ風

 今年の2月は寒波が何度も押し寄せ寒かったが今日はようやく早春らしくなった。下草が枯れて落葉樹の葉がない今は登山道の無い山登りにはもってこいの季節です。

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 波豆地域の朝市広場に車を留めさせせて頂き波豆富士に登ります

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六地蔵さんから

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 この道は波豆から北の木器(こうずき)への道の入口に立っています。この六地蔵さんはその道の安全を守っているのかも知れない10

 木器への道ーーーすぐに無舗装になり、狭い畑や牧草地を見ながら進み、波豆富士の南東尾根に侵入地点を探します

南の主尾根を無理矢理登る

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 倒木やいばらと格闘です。山頂に近ずくにつれ傾斜もだんだんきつくなる。木にすがりよじ登らねばならない。

 登り 65分   鉢伏山を経由して下山 95分

★ 往路: 富松(08:10 )~ 登山口(09:30) 約30km
★ 歩く行程 : 距離 約 4.1 km
★ 記 録 : 朝市場所(09:40) ~ 尾根取り付き(10:08) ~ 山頂(昼食休憩)(10:45/12:20) ~ 鉢伏山(12:50/13:00) ~ 朝市場所(13:55) ~
★ 復路: 登山口(14:00) ~ 山空海温泉(能勢町)(15:15/16:00) ~ 自宅(17:10)

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基準点コード TR45235229201 点名 羽束川
種別等級 四等三角点 地形図 京都及大阪、広根
標高 347.20 m    
緯度 34°54′59″.9323 経度 135°16′49″.0911

 

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 真北に大舟山、北東には三角錐の寺山が目立ちます

下山は鉢伏山を経由しますが。。。。。。。。こちらも無理やり

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 登りの尾根よりひどい状況です。とくに山頂直下は転げ落ちそうでした

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                       鉢伏山の山頂にて

鉢伏山からの下山は笹に立往生

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 下部は笹に埋まっています。この写真はまばらの処ですがひとの背よりも高い笹が密集して進めません。尾根へ戻り、道を変えます

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 なんとか脱出はできましたが・・・・・・・・

 今回も格闘登山となりました。
でも天気は申し分なく山頂で一時間半もゆったりできたこと、山行後の温泉も楽しめたこと、極楽です

山空海温泉(能勢町)

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 一度は行ってごらん、こんな温泉あるの。 石鹸もシャンプーも要持参です (料金 700円)

 

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端正な 姿を誇る 波豆富士

参考資料(宝塚のコミュニティ紙より引用)

 地域にひとつは富士と名のつく山がある。宝塚で富士といわれているのは、波豆富士で、地元では高頭山と親しまれている。宝塚市史によると、高束山と明記されている。

 宝塚駅前から阪急田園バスで波豆神社下車。バスがUターンする空地に波豆管理施設があり、そこにはトイレがあるので、まず用を足していくことをおすすめする。

 管理施設を背にし、バス道路を横断して正面の道を進む。まわりはのどかな田園風景が広がっている。突き当りを左手に五十メートル程行き、分かれ道を右に登ると谷田池がある。少し小高くなっているので、振り返れば千刈水源池、が垣間見える。六体のお地蔵様が並び、道中の安全を守ってくれそうな気がする。

 池に沿った舗道を、ウグイスの声やクマゼミ、キリギリスの鳴き声を楽しみながらゆつくり登る。

 右手にビニールハウスがあり、このあたりから、雑木林の林道となる。森林浴やフィトンチッドを体に感じながら。進む。少し視界が開けた所にフェンスで囲った池があり、水面にヒシの白い小さな花が咲いていた。ここからは波豆富士がくっきりときれいに見えた。暑さを忘れさせてくれる一瞬でもある。脇丈まである大きな笹の中を歩くと、まるでジャングルに踏み込んだようだ。人があまり通らないのだろうか、左手にある山への登り口が分かりにくいので、黄色いテーブで目印をつけておく。

 あるきはじめてから、ここまで二十五分位。足元に頭を赤く塗った杭もあるのでよく確認する。ここから少し歩きづらい山道に入る。倒木をくぐり抜け足元が滑らないように気を付けながら登っていく。

 十分位で分岐点に出る。目印の黄色いテープをつける。急な登りとなるので両手はいつでも使えるようにしておく。踏み固められていない落ち葉の道なので、とにかく滑り易い。五センチ程の萌芽色が美しい山まゆがあちこちに落ちている。

 ヤマザクラの大木も見事だ。更に登りがきつくなるが、足場を探して、ゆったりと登りたい。頂上は広くはないがはるか北東に大船山が見え気分は最高。

 四等三角点の349.2メートルと印されているのを確認、達成感に浸る。足元に注意しながら下山する。

 行程約三時間のコース

北からの波豆富士

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