【近江の富士】
近江富士(三神山)
甲西富士(竜王山) 
杉野富士(墓谷山) 
丹生富士(七七頭ケ岳) 
元富士(奥津山) 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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近江富士(三上山)

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阿星山より展望(左ー近江富士、右ー甲西富士)

「富士」と名の付いた山

 先に「富士山に登れなかったの記」を書きましたが、実は富士に登ったのはこれが最初でなくもう何回も登っているのです。「富士」と名の付いた山は、日本には非常に沢山あり、それぞれの地名などを冠した愛称名が付いています。

 「讃岐富士」、「薩摩富士」、、、と400座ほどあるそうです。
私が今までに登ったことのある「そのような富士」の一つを紹介します。

 JR琵琶湖線に乗って野洲川を渡るころ右手車窓から三角形をした美しい独立峰が見えます。この山は三上山といいますが、御上山、三神山、御神山、、、など色々な字が当てられることもあります。
標高432mで琵琶湖越に見る姿はまことに美しく「近江富士」と呼ばれています。

 今から千年くらい前、この山を7巻き半も巻いた大ムカデを瀬田の唐橋から弓を引いて退治したという俵藤太の伝説が残っています。それでムカデ山ともいわれているそうです。

2月の寒い冬の日

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 私がこの山に登ったのは2月の寒い冬の日でした。
大阪駅08:30発の新快速で野洲駅には09:26に着く。日帰りで低山を登るときは、時間的に余裕があるので付近の名所旧跡を訪ねることにしている。

 野洲は中山道が通っており古くから開けた地です。駅から歩いて10分位のところにある「背くらべ地蔵」を拝んでから、三上山をご神体とする御上神社を先ず訪ね登山の安全と健康を願った。
本殿が国宝、楼門と拝殿は重文(鎌倉時代)である。滋賀県国宝第一号の建築だけあって、檜皮葺きの屋根、形の風格はすばらしい。

雪道を あえぎあえいで 三上山」

 残雪の少しある三上山の登り(表道)にさしかかったとき、空にわかにかき曇り白いものが降ってきた。駅ではあんなに晴れていたのに大雪である。
この時期、このあたりでは雪でも不思議でない。たかだか432mだから大したこともなく登れると思ったのが大まちがいで、急坂の登りはあえぎあえぎ40分もかかった。

 登山道は西より表裏の2ルートと、東より1ルートがあります。
秋にはマッタケが生えるので入山料がいるという。山頂には大きな石にしめ縄が張ってあり奥宮の小さい祠がある。

 山頂に着く頃には雪も止み、野洲川の流れの展望は申し分ない。湖南アルプスや金勝アルプスも南に見える。なぜか琵琶湖方面はかすんで見えない。そこで弁当をひろげ、冷や酒で乾杯。

panorama

下りは東ルートを取る。このルートは丸太で整備されているが坂は急で、木の根っこなどに掴まりながら下りる。

銅鐸と石仏と古墳

 お山の廻りには文化財や石仏なども多く残されている。
三上山の北にある妙光寺山(270m)の中腹にある「磨崖仏」は地蔵菩薩が刻まれていた。「福林寺跡磨崖仏群」は笹原の中に忘れられたように散在していた。
 中でも私が驚いたのは、古代の謎とされている銅鐸が多く出土していることで、日本中で400個ほどなのに野洲で24個も出土している。日本一大きな銅鐸(134cm、45kg)もありました。だから町営の立派な銅鐸博物館があり、出土品を展示している。

(町では、おいで野洲!と宣伝している。)
新幹線の工事で発見された「円山古墳」には家型石棺が残っており中に入ることができた。

 山、文化財、歴史などなど楽しい一日であった。

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