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三方富士(梅丈岳)

みかたふじ(ばいじょうだけ)
  標高 400.2 m 

 2万5千分1地形図名:常神 [南東]
  1/50000地形図名 西津


2006年05月10日(水)
 曇りのち雨

 

三方湖の鳥浜より三方富士を展望

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行程 : 登山口05:00-④の地点05:20-梅丈岳06:10/40-登山口07:30 

 敦賀からの国道27号線を40分くらい東へ向かって走るとJR三方駅に着く。ここから国道162号線に入り三方湖と水月湖に沿ってゆけば前方にやや扁平だが、どうどうとした富士が目に飛び込んでくる。

 「梅丈岳」と名の通り、麓は梅林が続いており、さぞ梅の花の頃は甘い香りが漂うことだろう。

登山の前夜は

 水月湖畔に建つホテル水月花で泊まる。 公営宿舎の昨今は少し停滞気味の感があるがこの若狭町営観光ホテル水月花は料理も美味いし、施設も立派でお勧めの施設である。






梅林作業道を行く



 ホテルを出てすぐ北側の梅丈ランドのゲートボール場を右へ折れ、梅林作業道を進む。


梅林作業道から見る山頂

 現在、車は通行禁止となっている林道に合わさるのでその林道を行く。この林道は頂上まで簡易舗装されているが倒木や落石で道がふさがれたままで車の通行ができない。

倒木、これはまだ小さいもの


 木をまたぎ、落石に注意しながら行けば、ハイキングには支障はない。高度を上げるに従い水月湖が眼下に見えてくる。





登山口から約1時間10分で山頂です

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朝日に映える三方五湖と日本海
(奥は敦賀半島)

 山頂公園 

ここにもある誓いの鍵

メヴィウス

若狭湾国定公園にある梅丈岳

水月湖、中央奥が菅湖、右奥が三方湖

 昼ころから雨との天気予報なので朝食前、5時に出発したので山頂には誰もいない。太陽が薄い雲間から顔をだして湖面が光っている。風が強く、帽子を飛ばしてしまったがすぐ下の斜面で草に引っかかり失わず、ラッキーだった。

 三方五湖の展望はすばらしい、絶景かな絶景かな。若狭湾の西には若狭富士(青葉山)の双耳峰が見え、南東にピラミダルな雲谷山がすぐそこにある。




 以前いちど来たことがあるが、家族旅行でレインボーラインをドライブして、山上駐車場からリフトで上った記憶がある。

 ここへ観光に来られる99.99%以上がレインボーラインドライブでしょうが、ホテル水月花から往復2時間のハイキングでこのすばらしい展望は捨てがたいよ。歩きましょうどこまでも (^O^)

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クリックでパノラマを表示します

水月花桟橋→水月湖→菅湖→ 水月花桟橋

 観光船レイククルーズはホテル水月花の桟橋にも寄る。ホテルの宿泊客は朝食をこの船で三方五湖を観光しながらとる事もできる。

(@1000円)

 三方湖の鳥浜貝塚から発掘された海、湖の文化などを常設展示している。  一見の価値あり

常神半島

 三方五湖の先端は常神半島が日本海に突き出している。三方からくねくねと複雑な半島をアップダウンを繰り返しながら40分もかかり常神に着く。まさに陸の孤島ですね。きてよかった!!!

 山の上に常神岬灯台があるが、いばらの道を歩いて30分もかかるそうなので時間の都合上パス。

常神のソテツ

 日本海側の北限といわれるこのソテツは樹齢千年を超えるとも。
(国の天然記念物)

「若狭なる三方の海の浜きよみ 
い往き還らひ見れど飽かぬかも」

近くの重要伝統的建造物群保存地区

上中町熊川宿 宿場町
重要伝統的建造物群保存地区一覧へ(文化省)

近くの国宝建造物

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小浜 妙通寺三重塔

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小浜 妙通寺本堂

梅丈岳のある若狭町の若狭梅

 江戸時代の末、天保年間のころより梅の栽培が定着し日本でも有数の梅産地となっています。
福井梅は紅映梅(べにさし)と剣先梅(けんさき)の二品種が多く栽培され、梅干し、梅酒などに利用されています

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